2010年 7月 12日
参院選岡山選挙区 江田氏当選から一夜
参議院議員選挙は11日、投票が行われ岡山選挙区では民主党現職の江田五月さんが4選を果たしました。参議院議長の江田さんは抜群の知名度で47万票余りを獲得し4選を果たしました。江田さんは当選から一夜明けた12日朝、JR岡山駅前で街頭に立ち、市民に当選の報告をするとともに、菅政権を支えていく意欲を示しました。岡山県の投票率は56.97%で前回を2.2ポイント下回りました。

参院選香川選挙区 磯崎氏初当選から一夜
参院選香川選挙区は自民党新人の磯崎仁彦さんが激戦を制し初当選を果たしました。磯崎さんは無所属新人の岡内さんに約4万6000票の差をつけ初当選しました。当選から一夜明けた12日朝、磯崎さんは高松市瓦町の街頭に立ち、支援者にお礼の挨拶をするとともに「国民と同じ目線を忘れることなく政治活動をしていきたい」と抱負を述べました。香川県の投票率は57.71%で前回を1.13ポイント下回りました。

比例代表で岡山県関係は2人当選
一方、比例代表では岡山県関係で2人が当選しました。公明党現職の谷合正明さんは2回目の当選を果たしクリーンな政治を目指すとともに景気対策などに力を入れたいと述べました。また自民党から70歳定年制で公認を見送られ、たちあがれ日本から出馬した片山虎之助さんは4回目の当選を果たしました。

豊島住民 水洗浄処正式受け入れ
香川県豊島の産業廃棄物問題で、豊島住民会議は香川県が提案している新しい処理方法、「水洗浄処理」について正式に受け入れることを決めました。これは11日開かれた豊島住民会議の全体会で正式に決まったものです。水洗浄処理は汚染土壌を水を使って無害化するもので、コストが削減できるうえ時間も短縮できるとして県が住民側に提案していました。しかし公害調停の条項に盛り込まれていないため住民側は慎重に検討を進めていました。来月1日、県と住民とが合意文書に調印する予定で、これで豊島の産廃処理は、当初の計画通り2012年度末までの完了を目指すことになります。