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第22回参院選は12日、全議席が確定した。今回はスポーツ選手、タレントの候補者に逆風が吹き、多くが落選。プロ野球巨人で活躍した堀内恒夫氏(62)=自民・比例=と中畑清氏(56)=たちあがれ日本・比例=、元テレビキャスターの真山勇一氏(66)=みんなの党・比例=は、候補者名票による党内での順位が“次点”で涙をのんだ。一方、女優廃業を宣言していた三原じゅん子氏(45)=自民・比例=は同日未明に当選が決まった。
開票作業終了の直前まで最後のいすを争った堀内氏だったが、まさかの落選。総得票数によって自民党に配分された比例の議席は12だったが、堀内氏の得票は10万1840票で13位。12位で当選した赤石清美氏に、6418票及ばなかった。
夜も明けた12日午前5時49分。延長戦を投げ終えたように疲れ切った顔の堀内氏は、東京・後楽園の事務所に現れると「申し訳ありません。力がなかったと思います」と支援者に頭を下げた。「自分の話し方に、訴える力が少なかった」と敗因を分析した。
今後については「今はまだ、考えていません」と口をつぐんだが、午後に地元・甲府市の事務所を訪れた際は「もうちょっと若ければ、もう1回やるんだけど…」と再出馬しない方針を示唆。「野球界にいた方が自分らしいとは思う。就職先を探さないといけない」と球界での仕事に復帰する希望を口にした。
V9エース、巨人軍前監督という知名度を持って挑んだ選挙戦だったが、思い通りにはならなかった。自民党が、地元の山梨選挙区を最重点地区としたため、同選挙区から立った宮川典子氏(31)の応援に日程を費やさなくてはならなかった。結局、宮川氏も民主党・輿石東参院議員会長(74)の牙城を崩せず惜敗。目指した「2冠」はならなかった。
パフォーマンス的な活動を封印したことも、支持層拡大の妨げとなった可能性が高い。「パフォーマンスをした方が、よかった気もするが、できないのは性格だから。直球勝負で負けたんだからしようがない」。80日間無休の戦いを終え、体重は6キロ減の66キロ。細くなった元エースは「いまだに選挙ってものが分からないが、怖いなとは実感している」と控えめな笑みを浮かべた。
(2010年7月13日06時02分 スポーツ報知)
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