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最多数票獲得は蓮舫行政刷新相
参院選の当選から一夜明け、記者の質問に答える蓮舫行政刷新相
Photo By 共同 |
参院選の選挙区で最も多い票を獲得したのは東京の蓮舫行政刷新担当相(民主)で171万734票。初当選した04年から80万票近く上乗せした。
政権交代の象徴となった「事業仕分け」での活躍が圧倒的な集票につながったようだ。得票について12日朝、都内で「それだけ行政刷新に期待する声が多い。重責だが、しっかり応えていく仕事をしたい」と語った。
171万票は参院選東京選挙区の得票数としても過去最多。しかし、民主党の惨敗で表情は硬く「党内でもめているときではない。党内政局をしている余裕はない」と述べた。
当選者の最少得票は高知の広田一氏(民主)で13万7306票。落選候補の最多得票は神奈川の千葉法相で69万6739票。広田氏の5倍超の票を集めながら涙をのんだ。大阪の岡部まり氏(同)も61万7932票を取ったが敗れた。
≪比例では民主の勝ち≫比例代表は12日午前4時半までに改選48議席が確定した。改選数18の民主党が16議席、自民党は12議席をそれぞれ獲得。自民党は選挙区で好調だったが比例代表は改選数13の維持に失敗し過去最低。みんなの党は7議席を獲得し改選第3位に躍進した。民主党は比例1位にはとどまったものの前回の20議席に届かなかった。
当選者で最も得票が多かったのは83万6120票を獲得した公明党新人の秋野公造氏。公明党候補は上位6位までを独占した。最も得票が少ない当選者は、みんなの党新人、桜内文城氏の3万7191票。
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