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村山理事長代行 2日目で早くも“休場”

 【大相撲名古屋場所2日目】日本相撲協会の村山弘義理事長代行(元東京高検検事長)が12日、早くも“休場”した。

 名古屋場所2日目が開催された愛知県体育館に姿を現さず、協会は「本来の業務を行っているためで、あす(13日)には来場する」と説明。この日は元朝青龍が書類送検され、元琴光喜の自宅も家宅捜査されたが、協会トップの見解は示されなかった。

 場所2日目での“職場放棄”について、名古屋場所担当の二所ノ関部長は「(休むのは)1、2日くらいだから」と理解を求めたが、理事長が本場所中に会場に来ないのは極めて異例。ある理事も「理事長が本場所中にいないのは今までなかった。これが2、3日あるようなら疑問の声も出るだろう」と指摘した。

 村山代行は各種企業で役員などを兼任していると言われる。もし休場しなくてはならない事情があったのなら、協会が明確に説明すべきだった。ところが、二所ノ関部長は「理由は分からない。(両国)国技館には行ったりしている」と説明するのみ。しかも、代行の補佐役を務める尾車親方(元大関・琴風)が「代行はきのう(11日)、二所ノ関部長と(留守中の)打ち合わせをしている」と話すなど説明に食い違いも見られた。代行就任の際に力士出身の親方から反発の声も上がったが、早くも協会内のコミュニケーション不足を露呈する形となった。

 村山代行は初日に土俵上で行った協会あいさつで「協会員が一丸となって、この場所を再生に向けての改革の大相撲本場所とすべく、確固たる決意を持って取り組む」と宣言したばかり。本気で改革する覚悟なら「理事長代行」の職務を最優先にすべきだろう。

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