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2カ月半ぶり再開 熊本、大分の家畜市場
(2010年7月12日)
口蹄疫問題で4月下旬から開催が中止されていた熊本、大分両県の家畜市場が11日、約2カ月半ぶりに再開した。熊本県の市場は1日の再開予定だったが、蒲島郁夫知事の要請で延期されていた。
再開したのは、南阿蘇家畜市場(熊本県高森町)と豊後玖珠家畜市場(大分県玖珠町)。両県のほかの家畜市場も、順次再開する予定。佐賀、長崎両県の市場は既に再開している。
豊後玖珠家畜市場を運営するJA全農おおいたは参加者の限定はしなかったが、車両消毒を徹底し、市場内での防疫服着用を義務付けた。生産者と購買者のゾーンを分け、接触を防いだ。
南阿蘇家畜市場でも、同日朝から競りが始まった。運営する南阿蘇畜産農業協同組合の担当者は「競り落とした飼育農家で、子牛が無事に育ってほしい」と話していた。