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「川中マーケット」再開 23業者出店、活気戻る

(2010年7月12日)

 口蹄疫の感染拡大防止のため開催を自粛していた延岡市川中地区の「川中マーケット」が11日、2カ月ぶりに再開した。会場となった市民協働まちづくりセンター駐車場は多くの市民でにぎわい、久しぶりに活気にあふれた。同マーケット実行委(廣瀬武男委員長)主催。

 川中マーケットは青空市とフリーマーケットを兼ねるかたちで4月25日に1回目を開催。第2、4日曜日の日程で2回目まで開いたが、5月18日に口蹄疫で県の非常事態宣言が出たのを受けて自粛。今回、非常事態宣言が一部解除され再開することにした。

 この日は、延岡市内外の23の業者が出店。新鮮な農産物や魚介類のほか、北浦町特産のあげみ、漬物、パン、魚ずしなどを販売。また、衣服、おもちゃのフリーマーケットも行われた。

 マーケットが始まる前から近くの住民たちが訪れ、目当てのものを次々に買い求めていた。

 今後は第2、4日曜日午前9時から正午まで定期的に実施する予定。廣瀬委員長は「これからはまちづくりセンターと連携しながら音楽会や映画会などイベントを企画し、マーケットを定着させたい」と話していた。

【写真】2カ月ぶりに再開し、多くの市民でにぎわった川中マーケット