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当初は“包丁での殺害”を計画 自宅放火
兵庫・宝塚市で9日に住宅が放火されて3人が死傷した事件で逮捕された、この家に住む中学3年の長女(15)と同級生の少女(14)が、当初は同級生側の両親を包丁で殺害する計画だったことがわかった。
2人は10日朝、殺人と現住建造物等放火などの疑いで神戸地検に身柄を送られた。2人は9日未明、「お互いの親を殺そう」と約束し、長女の自宅に放火して母親ら3人を死傷させた疑いが持たれている。
犯行後、2人は同級生側の自宅に向かい、家に油をまいたことを家族に見つかって逮捕された。この時、2人はそれぞれ包丁を所持していたことがわかっている。これについて、警察が調べたところ、同級生側の両親については当初、この包丁を使って殺害する計画を立てていたものの、放火に切り替えようとしたという内容の供述をしていることが新たにわかった。
警察は、2人が家庭内でトラブルを抱えていたとみて、犯行の動機について慎重に調べを進める方針。
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