安井紀絵　“生のＡＶ女優”を体当たり演技

　新人女優安井紀絵（２１）が、企画ＡＶ女優の生と性をつづったベストセラーの実写化映画「名前のない女たち」（佐藤寿保監督、９月４日公開）で初主演を飾る。オーディションでＡＶ女優ルルになるＯＬ役を射止めた安井は「緊張と不安に押しつぶされそうでしたが、私にしかできないルルを演じよう！　と挑みました」。ヘアヌードも辞さない体当たりの演技に注目だ。

　企画ＡＶ女優は、企画に合わせて女子高生やＯＬ、ナースなどに変身、日当で裸を売る女性たち。収入は１本１００万円以上にもなるという単体女優に対し、本番込みで１本３万−１５万円とも言われるが、志願者は絶えないという。

　安井は「普通の女の子たちが切ないくらいに懸命に生きているお話です。世代を超えて見ていただき、少しでも何か感じていただけたら」と話している。