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北林谷栄さん自身のデザイン…お別れの会

 北林谷栄さんお別れの会であいさつした大滝秀治
 北林谷栄さんお別れの会であいさつした大滝秀治

 4月27日に肺炎のため98歳でなくなった「劇団民藝」創立者で女優の北林谷栄(きたばやし・たにえ、本名・安藤令子=あんどう・れいこ)さんの「お別れの会」が11日、東京・新宿サザンシアターで開かれ、舞台関係者ら約450人が参列した。

 民藝の美術スタッフによる、カラフルに描かれた舞台セットのような祭壇は、生前に北林さんがデッサンで描き残したもの。頭にリンゴを乗せておどける遺影も故人のお気に入りで「何かあったら使ってほしい」と希望していたという。

 劇団を代表して俳優の大滝秀治(85)が「1950年に一緒に劇団を立ち上げ、60周年にいってしまった。残った私たちがしっかり(舞台に)立ち続けたい」とあいさつ。舞台生活70年を超える北林さんらしい“さよならステージ”となった。






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