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◆大相撲名古屋場所初日 ○白鵬(上手投げ)栃ノ心●(11日・愛知県体育館) 横綱・白鵬が全世界の相撲ファンへ、おわびの白星をささげた。野球賭博問題で激震の続く中、迎えた初日で小結・栃ノ心を上手投げで破った。天皇賜杯も辞退し、NHKも中継中止という非常事態の土俵で、横綱の貫禄を示した。不祥事が続いた角界へ声援を送るファンへの謝罪の意味も込めて、千秋楽まで綱の責任を果たし続ける。
横綱が、土俵の上で堂々たる戦いぶりを見せた。立ち合い直後、白鵬が左上手をつかんだ瞬間、栃ノ心を豪快に裏返した。わずか1秒9。「流れもタイミングも良かったね」と満足げな表情。初場所14日目からの連勝も33に伸ばし、自己記録に並んだ。
野球賭博問題などの不祥事で、相撲界に大激震が走る中で迎えた名古屋場所。角界の頂点に立つ横綱として、初日からふがいない相撲を見せるわけにはいかなかった。「(自分の連勝記録の)意識はありますけど、それより今場所は大事な場所ですしね。大事な場所の初日で、いい相撲を取りきりたかった」。先場所、披露した黄金のまわしから、茶色のものに戻した。自身のことよりも相撲界全体のことを考えて土俵に上がり、見事な圧勝劇で綱の責任を果たした。
白鵬自身、ショックを引きずったままでの初日だった。場所前には付け人頭や専属トレーナーが野球賭博に関与していたことが発覚。自身も処分は受けなかったが、花札賭博の関与が明るみに出た。一時は休場も考えるほどだったが、横綱の責任感から出場を決意。4日の理事会後には力士を代表して頭を下げ、社会に角界全体の愚行を謝罪した。
優勝力士に贈られる外部からのすべての表彰を辞退したことなどについて力士を代表して「自分たちの手で国技をつぶす気なのか」など、厳しい言葉で協会の対応に疑問を投げかけた。すべては今後の相撲界を思っての行動だったが、結果を残さなければ説得力はない。そんな中、年6場所制となった1958年以降では初となる3場所連続全勝Vへ向け、最高のスタートを切った。横綱審議委員会の沢村田之助委員は「伏し目がちに出てくると思ったが、本当に堂々としていた。立派です」と賛辞の声をあげた。
この日、天皇賜杯を返還した。今場所は優勝しても自分の手に戻ってこない。だが「こんな場所は二度と来ないし、逆に楽しみたい」と完全に吹っ切れた様子を見せた。「こういう場所を経験することによって自分自身も大きくなれると思う。4、5年後に振り返って、こんな場所もあったんだなと思えるものにしたい」と力強く語った。自粛予定だった優勝パレードは行われることが決まった。一人横綱になってからはいまだ無敗の白鵬。V15を達成し、土俵内外で無敵であることを見せつける。
(2010年7月12日06時01分 スポーツ報知)
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