2010年7月9日
フラッシュメモリー大手の米サンディスクは、いったん記憶したデータの消去や書き換えができない記憶媒体「SD WORM(ウォーム)カード」を警察庁に大量納入した。今後、裁判の証拠として提出する犯行現場や容疑者などの写真のデジタル化が広がりそうだ。
国内の警察はこれまで、画像の改ざんや誤消去などのおそれがあるため、デジタルカメラの導入には消極的だった。今回カードを検証した結果、信頼度の高さが認められ、導入に踏み切ったという。
サンディスクは今年に入り、「SD WORM」約80万枚を納入した。形は従来のSDカードと同じで、記憶容量は1ギガバイト。使うには専用のデジカメが必要だが、データは100年間保存できるという。
同社は今後、米国などの警察機関の受注も目指すほか、病院や建築会社などにも販売先を広げる考えだ。将来は、一般向けの販売も検討するという。
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