サブカテゴリー

PR:

村山理事長代行「厳粛な気持ち」

村山理事長代行は横綱・白鵬(左)の前で協会あいさつ
村山理事長代行は横綱・白鵬(左)の前で協会あいさつ
Photo By スポニチ

 【大相撲名古屋場所初日】村山理事長代行が戦後初となる協会あいさつを行い、武蔵川理事長の代役を全うした。

 本場所の土俵に上がった印象は「厳粛な気持ちになった。ファンの期待に応えなきゃいけないという思いを新たにした」と口元を引き締めた。幕内土俵入り終了後には夏場所を制した白鵬から重さ29キロの天皇賜杯の返還を受けた。「物としてでなく、伝統の重さを実感した。これを大切に守っていかないといけないと思った」と話した。

 ◆あいさつ全文

 初日にあたり、本来なら理事長・武蔵川がごあいさつを申し上げるべきところではございますが、謹慎中でありますので、私が代わって、謹んでごあいさつを申し上げます。

 日本相撲協会は、皆さまご承知のように、このたびの不祥事により、世間から厳しい批判を受け、未曾有の困難な状況に置かれております。このたびの不祥事に対し、理事長・武蔵川はいろいろな場で、たびたびおわびを致しておりますが、この土俵上においてあらためておわびをしたいとして、土俵に上がることのお許しを望んでいましたところ、突然の本人の体調不良で、それがかなわぬことになりました。全国の大相撲ファンのみなさまをはじめ、大相撲を支えてくださるみなさまにも多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、理事長・武蔵川に代わり、私から心よりおわび申し上げます。

 多方面から厳しいご意見を頂いておりますが、こうした中、この7月場所が開催できましたのも、ひとえに皆さま方の大相撲に対するご支援のたまものでございます。心から厚く御礼を申し上げます。

 協会は力士をはじめ、協会員が一丸となって、この場所を再生に向けての改革の大相撲本場所とすべく、確固たる決意を持って取り組む所存であります。なにとぞ今まで以上のご指導ご鞭撻(べんたつ)をお願いします。全力士は気迫のこもった土俵を展開し、皆さまのご期待にお応えできるよう努めます。千秋楽までご来場の上、ご声援を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつといたします。

 平成22年7月11日 財団法人日本相撲協会 理事長代行 村山弘義

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年07月12日 ]

関連ニュース

読み込み中..

PR

関連写真

読み込み中..

ニュース

注目オークション


クイックアクセス

テニス

ゴルフ

大相撲

Go!アスリート

スポーツフィッシング

新製品

スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲