07/10 18:39 更新
大牟田市の旅館で56月、経営者の女性が殺害された事件で、福岡県警は11日、殺人容疑で逮捕状を取っていた宿泊客の医師の男を逮捕しました。殺人の疑いで逮捕されたのは、住所不定の医師、乾稚宏(いぬい・ちひろ)容疑者(26)です。乾容疑者は先月23日、山口市で軽乗用車を盗んだ疑いで逮捕されていました。この事件は、大牟田市で5月、旅館を経営する江崎京子さん(当時79歳)が、首を絞められ殺害されたものです。夫の江崎敏春さんは「犯人の残忍な行為で命を奪われた。それが無念で無念でしょうがない」と話していました。その後の捜査で、旅館に残されていた指紋と、乾容疑者の指紋が一致したことなどから、福岡県警は殺人容疑で逮捕状を取っていました。乾容疑者は「知りません」と容疑を否認しているということです。