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【大相撲】名古屋場所が開幕 異例ずくめ、満員御礼出ず2010年7月11日 20時21分
力士らの賭博問題で開催自体も危ぶまれた大相撲名古屋場所が11日、名古屋市中区の愛知県体育館で開幕した。場所前に元大関琴光喜関と元大嶽親方(元関脇貴闘力)が解雇され、十両以上の関取10人が謹慎処分を受けて休場。NHKが生中継を中止し、天皇賜杯授与などの表彰もない異例ずくめの場所が始まった。 恒例の初日あいさつで、日本相撲協会の村山弘義理事長代行(73)が「皆さまに多大なるご心配をおかけしましたことを理事長武蔵川に代わり、心よりおわび申し上げます」と謝罪し、頭を下げた。 弟子の野球賭博関与で謹慎中の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は謝罪を行う予定だったが、体調不良で取りやめた。 初日は大入りにならなかった。相撲協会広報部に記録がそろった1985年以降、名古屋場所初日で満員御礼の垂れ幕が下がらなかったのは初めて。幕内取組にかかる懸賞は昨年の86本から19本に激減。企業の着物広告撤退で「呼び出し」の着物が無地になるなど、賭博問題の影響が出た。 (共同)
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