玉こんのトピック

2010年05月16日 21時13分 記事No.12143

日本の食料自給率を100%にする“政策”いっしょに考えてくれませんか?

農水省キャリア官僚玉こん

玉こん

日本の食料自給率は40%前後です。これは世界的に見ても、かなり低い数字です。

スーパーには安い外国産の食材がたくさん並んでいます。そして同じ食材の国内産は、たいていちょっと高いです。農林水産省の職員である僕でさえ、つい外国産に手が伸びてしまうことがあります。

でも、半分以上を輸入していて、日本は本当に大丈夫なんでしょうか?
輸入先の国は不作の年でも売ってくれるでしょうか。その国との関係が悪くなったらどうですか?

日本は土地がせまいので外国のように大規模経営でコストをさげることが難しく、機械化にも限度があるので人手もかかってしまいます。無農薬や有機農業などで<安心>を追求すればなおさらです。
関税を高くして、今以上に国内産を保護しようとすれば、国際的な非難をあびてしまいます。

つまり値段では国内産はなかなか勝てないのです。

僕は、日本人が食べる食材は本当はぜんぶ日本でつくるか、とるかできる体制を作った方がいいと思っていますが、みなさんはどうですか?
それには、生産者の努力だけではなく、食べる側が「高くても国内産を買おう」って気持ちにならなくてはなりません。
どうすれば、そうなるんでしょうか?
日本の食料自給率を100%にする“政策”、いっしょに考えてくれませんか?

  最新から表示 | 書き込み順に表示  
てびち

41件目:地方って凄く良い1

てびち 東京都 24歳 男性 アルバイト

2010年05月19日 17時19分 記事No.12279

ヘイ、てびち登場します。

国家も会社も、人と似ているモノで、
何かに依存しきるってのは怖いよね。
ある程度の依存は助け合い、補い合いってなれるんだろうけど。


僕は沖縄が好きだけど、日本も大好き。
日本縦断の旅の時にひしひしと感じたよ。

日本の地方って素晴らしい場所がたくさんある。
僕が心に残っている場所は、、、

北海道の地域活性で頑張っているひとたち、
民話・河童の里、岩手の遠野市、
合掌造りの集落、岐阜県五箇山、
米の名産地新潟県魚沼と、米作りに携わる人たちとその想い、
などなど。


この素晴らしい地がずっと存続していってほしいと心から思ったよ。
日本って素晴らしい国なんだよ。


んで食の自給率に繋げますと、、、
食って文化のかなり大きな要素を占めているわけで。
日本の、地方の農業が廃れていくってことは、
地方の衰退を意味しているわけで。。。
それは僕は絶対嫌なわけで。

▲ページのトップに戻る

てびち

42件目:関連する

てびち 東京都 24歳 男性 アルバイト

2010年05月19日 17時20分 記事No.12280

なんだか、地方の農家の事を考えるって、
てびちトピックとも関わっているような気がするよ。

彼らの生活、日本のこれから、
そういう事をいかに自分事へ手繰り寄せるか。
ってかホントは自分にも関連しているという。

遅スタートだけど僕も一緒に考えていくからね、よろしく玉こん。



ちなみに、僕はまだ料理人ってほど料理ができないんだよね〜。
バイト先のメニューなら作れるってかんじなもんで。
それまで実家暮らしだったからなぁ。

けど、家を出てバイト先の厨房に入るにつれて食に興味が出てきている。
外食してる時に「これはどんな味付けだろう」って考えたり、
「もっとこうしたら美味しくなるかもしれない」って発想は今までになかったしね。

▲ページのトップに戻る

キッサ

43件目:国

キッサ 千葉県 27歳 男性 会社員

2010年05月19日 21時56分 記事No.12296

>日本の食料自給率を100%にする“政策”いっしょに考えてくれませんか?

よくよく考えて、聞きたいことがある。

テレビを見ていても、最近は違う話題に取られがちで、食糧自給率についてあまり報道されないけど
実際に、今、国ではどのような話し合いっていうか、どういう動きをしているのかな?

この場で、みんなで一緒になって考えて話すためには、この国がやろうとしている政策とか
あと、農業政策にどのくらいの予算として遣われるのか?って聞いてみたい。

もちろん、こういう質問って答えられないこともあると思うから、そういうのがあったら遠慮なく
言ってほしい。

国家の方針を聞いてみないと、多分、さっぱりわからないと思う。
ひょっとしたら、聞いてもさっぱりわからないかもしれないけどね。

難しい話しになるかもしれないけれど、
ただ、話していく中で国の方針みたいなのとか、現状とか、政府側の意見を聞かないと
いくら消費者目線で僕らが、話し合っても限界があったりするのかなって僕は思いました。

しかも、官僚の人と話すなんて、まず普通は無いから
聞けることは、出来るだけ聞いておきたい!

日本に生まれながら、実は日本のことをよくわかってない。
特に政治は、国民にはよくわかってないことが多過ぎて、時々何やってるのかわからなくなる。

▲ページのトップに戻る

鈴木謙介

44件目:いやそのりくつはおかしい

鈴木謙介 34歳 男性 社会学者

2010年05月20日 06時14分 記事No.12304

町長です。
気になるところがあるのでさらにつっこみ。

> みんなが安いからと思って、海外メーカーのものを買えば、国内メーカーはつぶれて、日本人が日本で働けなくなるわけ。
「国内メーカーがつぶれる」までは起こりうるとして、日本人が日本で働けなくなる、というのはほんとかな?
80年代に「日米貿易摩擦」が問題になったときというのは、まさにそれで、日本の自動車がアメリカで売れすぎると、アメリカの自動車メーカーがつぶれるぞという話だった。
だから日本車がアメリカで焼き討ちにあったりしていた。
でも去年、日本車がアメリカでバッシングにあったときは、日本メーカーの現地法人の社長が、自分たちはこの会社で働けて幸せだ、って言ってたよね。
なんでかっていうと、いまや日本車も、アメリカ国内で売られている日本車は、主にアメリカ国内で作られ、アメリカ人を雇用しているから。
だから、国内メーカーの危機と、日本人が働けるかどうかは別の話じゃないかな。
もちろん、「産地」が重要な農産物には、この話は当てはまらないけどね。

> 農業は、地方にとっては、重要な産業の1つだし、それがやっていけないのは、国全体でみたときには雇用がなくなるとかマイナスだよね。
農業の衰退と、地方が第一次・第二次産業に依存する度合いが高いから、雇用にとってまずいという話も、よくよく考えると微妙。
いまそうしたお仕事に就いている方々にとってピンチなのは間違いないけれど、地方の人は農業だけで働かなくちゃいけないわけじゃない。
人は、自分が豊かな暮らしを送るために、自由に仕事を選ぶ権利があるし、その結果、農業、工業からサービス業へと、働く人の中心が変わってきたんだよね
お役所の仕事で言えば、農業が衰退する代わりにIT産業を振興する手もあるし、そっちの投資が足りてないって人だっているのさ。
雇用が減るのがまずいのだとしても、なぜ農業でなければならないのか、それは人々にとってどういう幸せをもたらすのか。
その辺を言ってくれないと、「お国のために農業を守れ!たとえおまえがITで働きたいとしてもだ!」って話になっちゃうよ。

> そして、地方の観光とかも、農産物を売りにしてることもある。けっこう、農業の地域における役割は大きい。だから、まずは地産地消なのかもだけど。
エコツーリズムとか、グリーンツーリズムって言われているものだね。
外国からの観光客に、農作業体験をするツアーも割と人気なのだとか。
地産地消についても、実は大手ショッピングセンターが野菜売り場の目玉として推していたりもするみたい。
でもそれで、今までの農業は守れるのかな?観光や地産地消に特化したブランドや再開発など、既存の農業の組み替えも必要になるのじゃないの?

この手の話になるとどうしても「現場の人々」対「その他の人々」って話になりがちだけど、それは町長的には役所の縦割りの悪いところだと思ってます。
「国にとって」というなら、日本人全員が「現場の人」のはずじゃないかなあって。

▲ページのトップに戻る

いっこく

45件目:契約農家

いっこく 東京都 29歳 男性 専業主夫

2010年05月20日 11時58分 記事No.12311

前に、国産の食べ物だけを食べてた時、野菜を配達してくれるようなサービスを頼んでたことがあった。

段ボールに野菜が色々入って送られてくるんだけど、野菜一つ一つに、作った人の名前や情報が一緒に届けられるんだよ。

それを見ることで、作り手の顔が見えるような気がして、安心するんだよね。


それを踏まえて

確か「契約農家」って言ったかな?
作り手と買い手が直接契約して、買い手が欲しい分だけ、作り手が野菜を作るってシステムがあったよね。

これのメリットって、作り手の農家は、依頼された分だけ作れば良いから、無駄に作る必要が無く、確実に作った分が売れて、収入が見込めるし、コストダウンできるんだよね。
で、買い手は、業者をあまり介さないことで、国産の美味しい野菜を低価格で買うことができる。作ってる人も誰だか分かるから、食品への信頼もある。

まさにWIN−WINだよね。

こういうことが、日本全体に浸透したら、自給率はアップするんじゃないかな?

玉こんは、こういう契約農家についてはどう考える?

▲ページのトップに戻る

玉こん

46件目:口てい疫1

玉こん 東京都 28歳 男性 農水省キャリア官僚

2010年05月20日 13時14分 記事No.12315

なかなか、みんなの書き込みにリアクションできず、ちょっと申し訳ないなと思うこの頃。

実は、今、僕の仕事は、宮崎県で発生してる口てい疫の対応に携わってる…。
そのため、家に帰るのも二日に一度で、休日も出勤して仕事に追われている状況です…。

みんなの書き込みは全部なんとか読んでるんだけど、じっくり考える頭の余裕がない…。
こんな状況なので、リアクションの少なさは、本当にごめんなさい。

ところで、今日も、テレビや新聞の一面に、「感染拡大」とかって出ていたのだけど、
みんな口てい疫のニュース知ってるかな?
口てい疫は、牛や豚とかに、ぶつぶつができてヨダレをたらして食欲がなくなる…みたいな伝染病。
すごい感染力で、国と県では一生懸命に広がらないように対策しているんだけど、なかなかおさまらない・・・。
現場の農家の人は、本当に苦しんでいる。

僕は、これに関わるまで、「口てい疫」ってまったくの他人事のように思っていた。

てびちの書き込みの中で、「自分事にする」というのがあったけど、口てい疫みたいなニュースって、やっぱりみんなにとっては対岸の火事みたいな感じかな?

▲ページのトップに戻る

玉こん

47件目:口てい疫2

玉こん 東京都 28歳 男性 農水省キャリア官僚

2010年05月20日 13時15分 記事No.12316

この事件で僕が思ったことは、色々とあるんだけど、ちょっとだけ書くね。

例えば、宮崎県で口てい疫が発生して、今やすごい数の牛や豚が殺処分されて埋められている。

日頃食べている和牛の肉って、宮崎で子牛を育てて、
それを松坂が購入して、松坂で肥育して和牛になっていたりする。
宮崎の子牛が口てい疫に感染すると、松阪牛が育てられなくなったりする。

常日頃は、なにげなく当たり前に食べている食材が、
いろんな人の手で育てられていて、ようやく消費者に届くのが現実だということ。

対岸の火事でも、実は自分たちに影響があるかもしれない。

みんなは、このニュースって、どんな感じに受け止めるのかな?

本当は、自給率とか色々と答えたいこともたくさんあるけど、またまた質問してしまいました(笑)

▲ページのトップに戻る

キッサ

48件目:自分たちの問題になりそうな予感・・・

キッサ 千葉県 27歳 男性 会社員

2010年05月20日 21時25分 記事No.12326

「口てい疫」って何だ?って感覚だけど、今や話題が集中しているから、
情報を掴みやすいね。

これって人に感染することってないんだよね。

でもさ、これもっと拡大するんじゃないかな?って僕は思ったよ。
一県だけで、終わるような話には思えない。

だからこの問題、周りに周って、「自分たちの問題」の範囲になっていくと思う。
普段の生活の「食」に関わる問題だし、品薄になるとか、高騰するとか
もしかしたら「輸入」に頼ってしまうこともあるのかなって感じてるよ。

「輸入」になっていくと、記憶に新しい「BSE」問題だってあったから、深刻な問題に
どんどん発展していくのだろうか・・・。って一抹の不安がある。

あと、牛を育てるのにも、感染前の状態に戻すのにも長い時間をかけなくてはいけないと
思うし、それに伴う「費用」だって馬鹿にならないと思う。

一番困るのは、もちろん「農家」の人。

その「農家」の人たちの、これからのことを考えると、この対策には万全を期してほしい。

これは「自給率」に繋がる問題だと、僕は思う。

それから、玉こんトピックが立ち上がったと同時に、この問題が出てくるとは・・・。
玉こん、無理は禁物です。体調にはくれぐれもご注意!

▲ページのトップに戻る

アーモンド

49件目:悲しいです

アーモンド 岩手県 24歳 女性 理学療法士

2010年05月20日 21時38分 記事No.12327

口てい疫のニュースは、とても気になっています。患者さんの中には、牛農家の方もいますから、リハビリ中に話題になることもあります。

でも、何より、私は動物が好きなので、殺処分された家畜が埋められるシーンをテレビでみたときには衝撃でした。・・・すごく悲しかったです。

感染拡大を防ぐための対策だとしても、かわいそうでした。家畜だけでなく、農家の人達の不安な声もテレビで聞いて、事態が良い方向で収束してほしいとも強く思っています。

▲ページのトップに戻る

きゅー

50件目:口てい疫と私1

きゅー 千葉県 26歳 女性 中学校教師

2010年05月20日 21時41分 記事No.12328

玉こん、毎日ご苦労様です。

てびちトピックにも書いたけど、私にとって口てい疫は最初とっても遠い存在でした。

牛肉そんなに好きじゃないし、でもなんか大変そうだなぁ…くらいに思ってました。

でも玉こんが問題の渦中にいるのか!と思ってからちょくちょく状況をニュースとかでチェックするようになった。
殺処分になる牛や豚がこんなにいるのかぁとちょっとしんみりしたり、
早期出荷される牛や豚がたくさんってことは価格が下がるのかな?なんて考えたり。

それからアナウンサーが「国はこのような対策を…」って言ってるのを聞いて
「国」って玉こん達のことか!?ってびっくりしたり。

なんか少しだけ身近な問題に感じるようになった。

▲ページのトップに戻る

玉こん

農水省キャリア官僚

玉こん

東京都 28歳 男性

アーカイブ

1期メンバーの語り合いを読む

2期メンバーの語り合いを読む

3期メンバーの語り合いを読む

[i-mode]
メニューリスト → TV/ラジオ/雑誌 → TV → NHK → 50音順 → 青春リアル
[EZweb]
メニューリスト → トップメニュー → カテゴリで探す → TV・ラジオ・マガジン → 全国TV → NHK → 50音順 → 青春リアル
[Yahoo!ケータイ]
メニューリスト → TV・ラジオ・雑誌 → TV → NHK → 50音順 → 青春リアル