こんにちは、初めましての方は初めまして。蓮といいます。まだまだ拙い所が多いので、アドバイス等よろしくお願いします。
無駄な増加を抑えるためにコメントは四回おきに返させて頂きます。
この小説は以下の要素を含みます。
◆鬱展開
◆構成の都合上一話一話話の長さがばらばら
◆戦闘?何それ美味しいの?
◆恋愛?何それ美味しいの?
◆鬱展開
苦手な方はお気をつけ下さい。
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「そうだな、一月程か」
「言峰、貴様嘗めているのか?英雄王たる我(オレ)がいるのだ。一週間もかからぬわ」
「ふむ、そうか。…エン、一週間程したら迎えに来る。それまでここを出るな」
ボクの家族は、これから「せいはいせんそう」をしに行かなければならないそうだ。
なのでエンは、この部屋で留守番をしなければならなかった。十一歳の子供に一週間ひとりぼっちで過ごさなくてはならないことは辛く、エンは不安でいっぱいだった。
「うん、わかった。気をつけてね…」
「ああ、行ってくる」
「ふん、我が負ける訳などない」
そう言って父と兄はエンに背を向けた。
その背中を見て、エンは気づいた。自分が感じている不安は、一人ぼっちの留守番のせいだけではないと。
父と兄を、何故か引き止めなければならない気がした。
「待っ………!
…行ってらっしゃい…………」
エンが口を開いた時には既に扉は閉まっており、声は一人ぼっちの部屋に虚しく響いた。
一週間が経った。
迎えは来ない。
二週間が経った。
迎えは来ない。
一ヶ月が経った。
迎えは来ない。
それから何日経っても、迎えは来なかった。
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いきなり鬱ですみません。
携帯で書き溜めしてたんですがPCで見ると短いですね…。
ループものって何番煎じなんだろう。