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北ヤードの中核施設「ナレッジキャピタル」の実像が明らかに… (3/3ページ)
日進月歩で進化する科学技術を西日本最大のターミナル駅のすぐ近くに展示、新しい製品やビジネスの創出につなげることを目標に掲げるナレッジ・キャピタル。寺島会長は「物見遊山の観光客だけでなく知的レベルの高い人たちを引きつける仕掛けが重要だ」と訴えるが、具体的な中身を固めるのはこれから。
地盤沈下が叫ばれた久しい関西経済の活性化の切り札を呼び声が高いだけに多くの人が何度でも行きたくなる拠点づくりを期待したいところだ。
辛口発言が目立った畚野室長が独特のエールを送った。
「ナレッジ・キャピタルがうまくいかなかったら北ヤード全体が沈没する。前例のないことに挑戦するのだから無難なことを考えずに本気にやることだ」
【ナレッジキャピタル】北ヤード(24ヘクタール)東側の先行開発区域(7ヘクタール)の中核機能を担う。中央ブロックの低層部に計画される複合施設に設置し、企業や研究機関などが近未来の技術などを展示したり、研究者や消費者らが交流する場を設置。芸術やデザイン、ビジネスアイデアなどと先端技術を融合させることで新たな知的財産を創出し、新発想の商品やサービスを生み出すことを目指す。