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たちあがれ日本 保守票に照準も不発

 たちあがれ日本(平沼赳夫代表)は改選1人を含む計13人を擁立し「7人以上の当選」を目指したが、目標を大きく下回るのは確実。平沼氏は11日夜、都内で「大きな流れとしては民主党が単独で過半数を取れない状況にある。これを契機に政界再編が起こっていく可能性がある」と記者団に述べた。

 選挙戦では「打倒民主」の旗印の下、自主憲法制定などを主張。保守層取り込みを狙ったものの、不発に終わった形だ。所属議員全員が自民離党組で“第2自民”のイメージも支持拡大をはばんだとみられる。

 結党理由の一つは「政界再編の起爆剤となる」。現在の党勢で主導権を握るのは難しく、党のかじ取りは厳しさを増す。自民党の安倍晋三元首相らと連携を強める平沼代表と、菅直人首相の消費増税論に共感を示す与謝野馨共同代表、園田博之幹事長の路線の違いが顕在化すれば、党の混迷は深まりかねない。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年07月11日 21:06 ]

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