第3章
〜仲間との出会い〜
俺は町に着いていた。
この町は、にぎやかで少し危険な空気がただよっていた。
男A「ふざけるな!!」
男B「俺は約束は守ったつもりだぜ?」
何やら広場で喧嘩をしているようだった。
男A「このやろっ。」
その時…
男A「いってぇ〜。」
男Bは、目にもとまらぬ速さで手刀を放っていた。
男B「そこで寝てろ。」
俺はホッとしながら、そこを通すぎた。
男B「まてっ!お前見ない顔だな?旅人か?」
勝「俺はスグル!訳ありで旅をしている。」
男B「俺はファン!いつかこの世界の王者になるぜ!旅って雄大だよな〜俺も混ぜてくれ?」
男の名は、ファンと言うようだ。
身長は俺よりも高く何より迫力があり断るに断れなくなった。
勝「あの〜…」
ファン「サンキュー今日から仲間だぜ。」
無理矢理仲間にさせられたようだ。
さらにこの世界でも人間はいるようだ。
そして町をでて、洞窟にいる怪物退治を任された。
いわゆるボスだろう。
今更だがとんでもない事に巻き込まれた。
俺はいつこの世界から戻れるのだろうか。
まぁ退屈していた日々より目的があったほうがいい。
今の俺は、ありえない現状から逃げる事なく受け止めた。
- 2008/09/16(火) 21:09:56|
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第2章
〜闘い〜
どうやら、この生き物を倒さないとならないようだ。
生き物は、人型なのだが、頭が獣のようだ。
まぁ狼男ってところか。
その瞬間!
狼男が突進してきた。
速い!!
俺はとっさの事に驚き攻撃を受け吹き飛ばされる。
勝「うわっ!ん?なんだこれ…」
背中に熱い痛みが走り何かを見つけた。
そこには長い棒のような物が落ちてた。
それを拾った瞬間…
勝「槍?」
なんと槍に変化した。
そしてその槍を狼男にむけ、構える。
不思議な事に、槍が滑るように動き、俺には狼男の動きがビジョンのように頭に浮かぶ。
狼男を真っ二つにした。
すると槍は、右腕の中へ吸い込まれるように入っていき、右腕に槍の紋章が入った。
?「やるやる〜。」
声の主は…ロックだった。
勝「どこいってたんだよ。」
ロック「ちと言い忘れてな。地図とこのバッチを渡す。それと西に町がある。行ってみる事だな。」
古びた地図と白銀で太陽をイメージしたようなバッチを受け取った。
ロック「そのバッチは、勝の隠れた力を引き出す。」
とだけ言い残し、ロックは消えた…
俺は西に向けて足を進めた。
- 2008/09/15(月) 13:29:36|
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第1章
〜ゲームのなかへ〜
そして、意識が飛んでしばらくして目が覚めた。
勝「なんだここ?夢?てか湖広っ!」
そこは、家の中ではなく湖がある平原だったのだ。
少年A「おい!そこのお前。」
見た目は、小柄でつんつん頭が印象的な奴が、俺に話しかけて来た。
歳は、同い年位だろうか。
だが俺は、無視した。
少年A「なんだよお前、このロック様を知らないわけ?」
どうやら彼はロックと言うようだ。
勝「知るも何も、ここどこだよ?」
ロック「は?どこだよって…。お前大丈夫か?」
勝「お前じゃないスグルだ。」
ロック「じゃあスグル。お前は選ばれちまったんだよ。このリアルワールドの勇者にな。」
勝「リアルワールド?勇者?俺は学生だぞ?」
ロック「いい加減にしろ!!!全て決められてんだよ。勝は侵略者を倒しに行け。じゃあな。」
勝「じゃあなは、ないだろ…。」
ロックは、早々に去って行った。
そもそもここは、ゲームの世界らしい…。
その証拠に俺の前には得体の知れない動物がいる。
- 2008/09/14(日) 08:38:47|
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プロローグ
俺は、とある高等学校の学生。
名前は、天野 勝
アマノ スグル
この同じような事を繰り返す日々に嫌気がさしている。
そして、いままでにないものを、めのあたりにする。
何か退屈をしのげる物はないのだろうか。
そんな事を思いながら学校から帰宅する。
すると…
見慣れないジャンクショップに釘付けになった。
そして、ある物を購入した。
それは…
『リアルR.P.G』
普段なら、くだらないと思い買わないはずだが、今日は違った退屈だったせいか、『リアル』と言う単語にインパクトを受けたのだ。
とにかく普通とは感じられなかった。
その後、家に帰り先程購入したゲームをゲーム機に入れ、電源をつけた。
その瞬間!
目眩がして、意識が飛んだ……。
それが、後悔するような事になるとは知る術はなかった…。
- 2008/09/13(土) 22:15:15|
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