トラのつぶやき

ブログです。トラとは家にいる猫です。

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『リアルR.P.G』その4

第3章

〜仲間との出会い〜
俺は町に着いていた。
この町は、にぎやかで少し危険な空気がただよっていた。

男A「ふざけるな!!」

男B「俺は約束は守ったつもりだぜ?」

何やら広場で喧嘩をしているようだった。
男A「このやろっ。」

その時…

男A「いってぇ〜。」
男Bは、目にもとまらぬ速さで手刀を放っていた。

男B「そこで寝てろ。」

俺はホッとしながら、そこを通すぎた。

男B「まてっ!お前見ない顔だな?旅人か?」

勝「俺はスグル!訳ありで旅をしている。」

男B「俺はファン!いつかこの世界の王者になるぜ!旅って雄大だよな〜俺も混ぜてくれ?」

男の名は、ファンと言うようだ。
身長は俺よりも高く何より迫力があり断るに断れなくなった。
勝「あの〜…」

ファン「サンキュー今日から仲間だぜ。」
無理矢理仲間にさせられたようだ。

さらにこの世界でも人間はいるようだ。

そして町をでて、洞窟にいる怪物退治を任された。

いわゆるボスだろう。
今更だがとんでもない事に巻き込まれた。
俺はいつこの世界から戻れるのだろうか。
まぁ退屈していた日々より目的があったほうがいい。

今の俺は、ありえない現状から逃げる事なく受け止めた。

  1. 2008/09/16(火) 21:09:56|
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『リアルR.P.G』その3

第2章

〜闘い〜

どうやら、この生き物を倒さないとならないようだ。

生き物は、人型なのだが、頭が獣のようだ。

まぁ狼男ってところか。

その瞬間!

狼男が突進してきた。
速い!!

俺はとっさの事に驚き攻撃を受け吹き飛ばされる。

勝「うわっ!ん?なんだこれ…」

背中に熱い痛みが走り何かを見つけた。

そこには長い棒のような物が落ちてた。

それを拾った瞬間…
勝「槍?」

なんと槍に変化した。
そしてその槍を狼男にむけ、構える。

不思議な事に、槍が滑るように動き、俺には狼男の動きがビジョンのように頭に浮かぶ。
狼男を真っ二つにした。

すると槍は、右腕の中へ吸い込まれるように入っていき、右腕に槍の紋章が入った。

?「やるやる〜。」

声の主は…ロックだった。

勝「どこいってたんだよ。」

ロック「ちと言い忘れてな。地図とこのバッチを渡す。それと西に町がある。行ってみる事だな。」

古びた地図と白銀で太陽をイメージしたようなバッチを受け取った。

ロック「そのバッチは、勝の隠れた力を引き出す。」

とだけ言い残し、ロックは消えた…

俺は西に向けて足を進めた。
  1. 2008/09/15(月) 13:29:36|
  2. 小説
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『リアルR.P.G』その2

第1章

〜ゲームのなかへ〜
そして、意識が飛んでしばらくして目が覚めた。

勝「なんだここ?夢?てか湖広っ!」

そこは、家の中ではなく湖がある平原だったのだ。

少年A「おい!そこのお前。」

見た目は、小柄でつんつん頭が印象的な奴が、俺に話しかけて来た。
歳は、同い年位だろうか。

だが俺は、無視した。
少年A「なんだよお前、このロック様を知らないわけ?」

どうやら彼はロックと言うようだ。

勝「知るも何も、ここどこだよ?」

ロック「は?どこだよって…。お前大丈夫か?」

勝「お前じゃないスグルだ。」

ロック「じゃあスグル。お前は選ばれちまったんだよ。このリアルワールドの勇者にな。」

勝「リアルワールド?勇者?俺は学生だぞ?」

ロック「いい加減にしろ!!!全て決められてんだよ。勝は侵略者を倒しに行け。じゃあな。」

勝「じゃあなは、ないだろ…。」

ロックは、早々に去って行った。

そもそもここは、ゲームの世界らしい…。
その証拠に俺の前には得体の知れない動物がいる。
  1. 2008/09/14(日) 08:38:47|
  2. 小説
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『リアルR.P.G』その1

プロローグ

俺は、とある高等学校の学生。

名前は、天野 勝

アマノ スグル

この同じような事を繰り返す日々に嫌気がさしている。

そして、いままでにないものを、めのあたりにする。


何か退屈をしのげる物はないのだろうか。
そんな事を思いながら学校から帰宅する。
すると…

見慣れないジャンクショップに釘付けになった。

そして、ある物を購入した。

それは…

『リアルR.P.G』
普段なら、くだらないと思い買わないはずだが、今日は違った退屈だったせいか、『リアル』と言う単語にインパクトを受けたのだ。

とにかく普通とは感じられなかった。

その後、家に帰り先程購入したゲームをゲーム機に入れ、電源をつけた。

その瞬間!

目眩がして、意識が飛んだ……。

それが、後悔するような事になるとは知る術はなかった…。
  1. 2008/09/13(土) 22:15:15|
  2. 小説
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