13章
〜勝の隠された力2〜
そして、コウモリを切った時!
勝「お〜。」
なんと、周りのコウモリと切ったコウモリが一瞬にして凍り付いたのだ。
ショウ「まだまだですね。」
まるで、自慢でもするかのようにショウは嘲笑った。
だが、コウモリ軍も全てを倒したわけではなく勝はコウモリに攻撃され、体制を崩す。
勝「コノヤロー。」
コウモリごときに…
そう思った瞬間、最後に覚えた魔法の存在が、脳裏を走る。
バーンを発動させた。
魔導書に記されていた通りに、隕石が無数に……
それどころじゃない。
大きさも、数もハンパじゃない。
しかも、俺の周りには先端の丸い槍が無数に現れ、一つがコウモリに飛んでいった時。
ドガーーン。
当たるどころか、貫通して地面にクレータができた。
ショウ「やり過ぎですよ! 早く魔法を解いて下さい。」
今すぐにでも、解こうとしたのだが制御できない。
その結果コウモリは全滅し、辺りは酷いありさまになった。
ファン「むぅ〜。」
あまりの凄さに、不満そうだ。
- 2008/10/08(水) 22:42:58|
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第12章
〜勝の隠れた力〜
俺達は、この戦いの中で最大の鍵を握る魔法を手に入れた。
ここで俺達の魔法を説明しておく。
勝の手に入れた魔法
ヒーリング
緑の光りが当たった物の傷を癒す。
アイスクラッシュ
触れた物を瞬時に凍らせる。
ソニック
自分の能力を上げる魔法。高速移動が、可能になる。
バーン
空高くから、隕石を召喚させ敵に降り注ぐ。これは、勝が最後に手に入れた魔法。
ファンの手に入れた・取得していた魔法。
???
名前がない。ナイフを無数に召喚して操る事もできる。
ステルス
一時的に透明になる魔法。
ショウについては、語る必要がない。
俺達は、さらに北へと旅を続けていた。
勝「よっしゃ。敵だ。」
そこには、大量のコウモリ軍がいた。
勝「魔法の威力を見せてやるぜ!」
一応、槍を出現させ魔法の呪文を唱える。
俺はアイスクラッシュを発動した、その時…
勝「ん?わっっ!」
なんと、槍が急激に冷たくなり氷の槍と化したのだ。
ショウ「凄いですよ。それは魔法が武器に付着して変化しているだけです。」
なるほど。
だから、氷の槍になったのか…
てか冷たっ
そう思いコウモリに切り掛かった。
- 2008/10/05(日) 21:20:46|
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第11章
〜魔法〜
俺は魔導書を片手に、涼しい場所を探すために辺りを探っていた。
勝「ここらへんで。」
そこは、さっきライオンを倒した所より北でかなり離れた場所だった。
ショウ「では、選んで下さい。因みに魔法は、攻撃型、回復型、補助型の三種類が基本ですからね。よかったらアニキもどうですか?」
ファン「もちろん。やってやるぜー」
そして俺はヒーリング、アイスクラッシュ、ソニックと言う魔法の取得に成功していた。
勝「これが最後だ。」
俺は本に書いてある魔法のとこにある手形に手を合わせ呪文を唱える。
そして、俺の体が青く光った。
ショウ「成功ですね。それは!!」
どうやら俺が取得できた魔法は、最上級魔法らしく、ショウが使っても集中力を使い果たし倒れるような呪文のようだ。
勝「ファンは?」
ファン「ありえない。なんで光らないんだーー!!。だが一つだけ覚えたぞ。」
なんとそれは……
ショウ「ステルスじゃないですか。」
まぁあまりいい呪文とは言えないようだ。
そして俺達は、力量を底上げする事に成功した。
- 2008/10/03(金) 19:42:02|
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第10章
〜過去その2〜
ショウ「僕は、とある村の中で生活していました。僕の家は普通の家より一回り小さい家で、僕には両親がいませんでした。」
すると…
いままで一人でやってきたのか!?
ショウ「そして僕の両親は、僕にとんでもないものを託して姿を消しました。僕に残した物は……
この本です。」
何やら、古そうで赤く分厚い本を出してきた。
とても大切そうに使ったのか、消えかかった文字を修復した跡が見られる。
ファン「それは……。『魔導書』じゃないか!」
勝「なんだそれ。」
ファン「この本を使うと魔法が使えるようになるんだよ。ほら。」
と、ファンは言いながらナイフを無数に出してきた。
ショウ「その通りです。この本にある魔法と契約をすると使えるようになります。まぁ魔法は、適性があって全て使えるわけではありませんが…。」
後の話しを聞く限り、ショウには魔法の才能があり、ほぼ全ての魔法が使えるようになったらしい。
子供なのに…
勝「俺にもやらせてくれよ。」
ショウ「大切にしてくださいよ。」
そういってショウは、俺に『魔導書』を手渡した。
- 2008/09/30(火) 22:32:46|
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第9章
〜過去〜
先ほど、ライオンを倒し先に進んで行った頃。
勝「そういや、ファンとショウの昔の話しを聞かせてくれよ。」
ファン「俺の伝説が聞きたいか!?」
勝「じゃあ、お前はいい。」
ファン「そうかそうか、そんなに聞きたいか。」
そしてそのまま話しが続いた。
ファン「俺はなぁ四歳の頃、武術大会に出たんだよ。」
ショウ「あの強豪ぞろいのですか?」
どうやら凄いらしいが、四歳でその大会に出ようとしたファンのが凄い気が…
ファン「そして、一人の人物に出会った。そいつが俺の師匠だ。師匠は、俺に武術だけじゃなく武器もくれた。」
そしてファンは、白銀のナイフを懐からだした。
ファン「俺はここらで終わりかな。」
どうやら、武術大会の結果は話さないようである。
ショウ「次は僕ですか?」
勝「よろしく。話せる範囲でお願い。」
ショウ「ではでは。」
そして、ショウは語り始めた。
- 2008/09/29(月) 21:06:22|
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