大相撲名古屋場所の生中継を取りやめたNHKは11日、総合テレビとBS2で午後6時10分から30分間、幕内の全取組18番をダイジェストで放送した。
番組冒頭で、横綱白鵬関らと土俵に上がった日本相撲協会の村山弘義理事長代行が「多大なるご迷惑とご心配をお掛けしたことをおわび申し上げます」と述べたあいさつを放送。取り組みの間には、白鵬関の土俵入りの一部や、大関日馬富士関を破った栃煌山関のインタビューも交えた。
これまで大相撲を中継していた時間帯は、バラエティーやドラマの再放送などで対応。ダイジェスト番組直前のニュースでは、白鵬関の勝敗を報じた。
平日のダイジェスト番組は、総合テレビとBS2で午後6時半から22分間、ラジオ第1は毎日午後6時5分から5分間、勝敗結果のみを伝える。
(2010年7月11日)