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参院選投票開始 前回をやや下回る出足

 消費税率引き上げ問題を争点に、民主党を中心とする連立政権約10カ月間の実績が問われた第22回参院選は11日午前7時から、全国各地の投票所で投票が始まった。総務省発表の午前10時現在の投票率は全国平均で10・04%。前回2007年参院選の同時刻と比べ0・56ポイント下回っている。

 連立与党が非改選の与党系無所属を含めて参院過半数の122議席を確保できるかどうかが焦点。12日未明には大勢が判明する見通し。選挙結果は菅直人首相(民主党代表)の政権運営や、消費増税をめぐる論議に影響を与える。与党が過半数を割り込んだ場合、政局が流動化する可能性もある。

 11日午前中は、一部地域を除き全国的に曇りや雨となった。投票は午後8時に締め切られ、開票作業に移る。一部地域では投票締め切り時間が繰り上げられる。

 菅首相は自民党がマニフェスト(政権公約)で掲げた「消費税率10%」を「参考にしたい」と表明し、超党派の税制改革協議を提案。これに対し自民党など野党は、消費増税の根拠や使途が不明確と追及。低所得者対策に関する首相発言の「ぶれ」を批判した。

 参院は定数242で、改選数は121(選挙区73、比例代表48)。選挙区は251人、比例代表には12の政党・政治団体の186人が立候補している。

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