福岡県警西署は29日、福岡市西区生の松原、県農林水産部企画主査、松本敬十(よしと)容疑者(55)を道路交通法違反(酒気帯び、無免許運転)の疑いで現行犯逮捕した。県警によると、松本容疑者はオートバイで道路を蛇行し、パトカーに停車を命じられた後、約500メートル逃走していた。勤務を終えてから2カ所で飲酒後に帰宅途中で「飲んでいます。すいません」と、容疑を認めているという。
飲酒運転で県職員が逮捕されるのは、県食肉衛生検査所の課長補佐級職員(56)=起訴休職中=が昨年9月に福岡県久留米市の筑後川沿い市道で軽乗用車を酒気帯び運転し、転落事故を起こして以来。飲酒運転追放への真剣さが改めて問われることになりそうだ。
逮捕容疑は29日午前2時ごろ、同市西区下山門の市道で、飲酒したうえに無免許でオートバイを運転したとしている。【丸山宗一郎】
毎日新聞 2010年6月29日 11時33分(最終更新 6月29日 12時27分)