秋月港(江田島市)と呉港(呉市)を結ぶ旅客船航路の存続可能性を探る社会実験で、江田島市は10日、乗船客に利用状況などを問うアンケートをした。
運航する大昭汽船(江田島市)の船員たちが、乗船前の利用者にアンケート票を配布。利用頻度▽必要な運行ダイヤ▽運賃値上げの許容範囲▽航路が廃止された場合の移動手段―など14の設問に選択や記入方式で答えてもらい、下船時に回収した。14日も実施し、2日間の計16往復の利用者約400人分を調査する予定。
市はアンケートの分析や、大昭汽船の赤字額などを調査した上で、9月末に運航を継続するかどうか判断する。
【写真説明】利用者にアンケート票を配布する船員(秋月港)
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