PR:
谷亮子氏が富士登頂!7時間かけ“公約”達成
富士山の頂上に到着し笑顔を見せる谷亮子
Photo By スポニチ |
昨年9月の政権交代後初の国政選挙となる第22回参院選は11日、投票が行われ、即日開票される。選挙区73、比例代表48の計121議席をめぐり、各候補は10日、有権者に最後のお願いを訴え、17日間の選挙戦を終えた。そんな中、民主党の比例代表候補で女子柔道五輪金メダリストの谷亮子氏(34)は富士山登山に挑み、約7時間5分で山頂に登頂。野党の候補からは「なぜ、富士山なの?」と疑問の声が上がった。
選挙戦最終日を前代未聞の富士登山でしめくくった谷氏。午後4時19分、山頂にそびえる鳥居をくぐると「やったー、登れました」と笑顔で達成感に浸った。
このプランが決まったのは、2日前の8日。選挙戦のほとんどを全国各地の他候補への応援に費やし、終盤を迎えて自分の選挙に費やす時間がようやくできたことから「日本の象徴である富士山に国民の皆さまはいろいろな思いを持って登っている。実際に自分も登ってみることでその気持ちを理解でき、国政に携わる時に役に立つと思う」と自ら希望。山頂で谷氏は「一歩一歩踏みしめて重みを感じながら登り本当に素晴らしい体験ができた」と感激していた。
午前9時20分に吉田口5合目を出発。雨という前日9日の天気予報がうそのような快晴だった。前日の睡眠時間は3時間で「チーム谷」と名付けたスタッフや報道陣約40人のうち、数人が次々と脱落する中、息も上がらず、笑顔で登山客と握手。アスリートらしい超人的な体力にスタッフも「本当に怪物だ」と舌を巻いた。
兵庫県から登山に訪れた主婦(32)は思わぬ所で思わぬ人物と遭遇し「こんな所で会えるなんてラッキー。来てよかった」と笑顔。一方で、山小屋の店員は「あした選挙なのにこんな所にいて大丈夫なの?」と心配していた。
柔道に打ち込む際は、五輪や世界大会の前に座禅や滝修行を行っていた。北京五輪前には標高2450メートルの北アルプス連峰で合宿したこともあるが、富士登山は初めて。
下山したのは、街頭演説などを終えなければいけない時刻の15分前の午後7時45分。日本一の霊峰に登り切り「言ったことを実行できてよかった。もし政治に携われたら政策を上げて実現させていく」と述べ、共同通信の情勢調査などで善戦しているとされる谷氏ならではの今後を見据えた発言も飛び出した。さらに、報道陣から「次はどこに行きたいですか」と聞かれ「国民の皆さまが経験しているところに行きたい。現場主義でいたい」と意気込んだ。
関連ニュース
PR
関連写真
- 参院選投票開始 前回をやや下回る出足 [ 07月11日 12:04 ]
- アクアラインで3台が事故 1人死亡2人重傷 [ 07月11日 11:58 ]
- 菅首相夫妻が投票「期待とちょっぴり心配」 [ 07月11日 11:43 ]
- 姦通罪の女性 「石打ち」での死刑見直しも [ 07月11日 10:26 ]
- 警視庁の警視を逮捕 車のトラブルで相手殴った? [ 07月11日 10:25 ]
- 西日本から北日本の広範囲 12日にかけ激しい雨の恐れ [ 07月11日 10:23 ]
- 17歳少年、パトカー追跡中 死亡ひき逃げ容疑で逮捕 [ 07月11日 10:22 ]
- 谷亮子氏が富士登頂!7時間かけ“公約”達成
- 三原じゅん子氏 最後まで敵対心「何で富士山?」
- 中畑清氏“応援団長”慎太郎都知事と最後のお願い
- 約束守ったノムさんに愛弟子エモヤン男泣き
- 堀内恒夫氏 東京ドーム近くで選挙戦終える
- 蓮舫フィーバー銀座に2万5000人
- 池谷幸雄氏 最後まで「サービス」逆立ち披露
- 期日前投票 投開票2日前までで前回の8%増
- 実弾装てん済み弾倉も…街頭演説に“拳銃男”
- 選挙ポスター破ったり…全国で18人逮捕
- 地球2周半!9党首の移動距離は11万キロ
- 警官にかみつき4人ケガ…57歳の男逮捕
- 放火の中3女子 事件前にも数回計画
- のりピー入学大学 書類提出しないで「評価中止」
- 中国で偽W杯トロフィー65個押収
- マツダ無差別殺傷犯を12日再逮捕へ
- G1馬所有会社の関連会社も脱税か