【イスラマバード=五十嵐誠】アフガニスタンに展開する北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)は9日、東部パクティア州でNATO部隊による誤爆で市民6人が死亡、数人が負傷したと発表した。
ISAFによると、同州ジャニケル地区で8日、地上部隊が撃った砲弾が標的に及ばずに着弾した。AP通信によると、当初8人の負傷者しか確認できなかったが、その後の調査で死者がいたことがわかったという。
また、7日未明には中部ガズニ州アンダル地区で、NATO軍の攻撃機が、待ち伏せ攻撃をしようとしていたアフガン軍の地上部隊を武装勢力と誤り、爆撃。アフガン兵5人が死亡し2人が負傷した。