北海道 サンマ漁解禁で出漁
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北海道 サンマ漁解禁で出漁

7月8日 18時49分

北海道で、ことしのサンマ漁が8日、解禁され、各漁港からあわせて160隻以上の漁船が8日朝早くから次々と出漁しました。北海道東部の港は、秋にかけてサンマの水揚げで活気づきます。

北海道で8日に解禁されたのは、10トン未満の小型船によるサンマ漁で、このうち釧路港では、夜明け前から漁業者たちが網を漁船に運び入れるなど出漁の準備を始めました。そして、午前4時ごろになると、およそ50隻の漁船が沖合に向けて次々に出漁しました。北海道東部では8日、あわせて160隻以上が出漁したということです。釧路水産試験場が行った事前の調査では、ことしのサンマは大型のものが多く、現在、北海道東部の沖合に北上しているサンマの群れも大きいと見込まれています。北海道東部のサンマ漁は、去年、秋以降の水揚げが伸びなかっただけに、漁業者たちはことしの漁に期待を寄せています。漁業者の1人は「ことしは、サンマの量が多いということなので、豊漁になってくれれば」と話していました。北海道のサンマ漁は、来月から順次、中型船と大型船の漁も解禁される予定で、北海道東部の港は、秋にかけてサンマの水揚げで活気づきます。