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海老蔵&麻央“プレ披露宴”2万人

 結婚奉告参詣に訪れた市川海老蔵、麻央夫妻=千葉県・成田山新勝寺(撮影・会津智海)
 結婚奉告参詣に訪れた市川海老蔵、麻央夫妻=千葉県・成田山新勝寺(撮影・会津智海)

 3月に結婚した歌舞伎俳優・市川海老蔵(32)とフリーアナウンサー・小林麻央(27)が9日、市川團十郎家ゆかりの千葉・成田山新勝寺の御本尊不動明王へ結婚奉告に訪れた。恒例の祭礼である「成田山祇園会(ぎおんえ)」の初日と重なったこともあり、約2万人が海老蔵夫妻を歓迎。江戸元禄絵巻を再現したお練り行列に大きな声援を送った。29日に都内で華燭(かしょく)の典を挙げる2人にとっては、さながら“プレ披露宴”のようだった。

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 「おめでとう!」「成田屋!」「麻央ちゃ〜ん、かわいい!」。境内を練り歩く、海老蔵夫妻は祝福の嵐を浴びた。この日は、例年の祇園会初日より、5千〜1万人多い約2万人の人出。“歌舞伎界のロイヤルカップル”を一目見ようと、多くの観衆が集まった。

 午前11時39分に到着した際、海老蔵はシャツにジーンズ、サンダルでサングラスを頭に掛けたラフないでたち。その後、羽織はかまに着替え、海老蔵の母・堀越希実子さんがデザインした黄色い着物姿の麻央夫人を堂々とエスコートした。1月29日の婚約発表以来のツーショットでは、デレデレぶりが目立ったが、一転して引き締まった表情に変わっていた。

 成田山新勝寺は、子宝に恵まれなかった初代市川團十郎が不動明王に参詣し、2代目をもうけた逸話があり、市川家とは300年以上の縁。屋号の「成田屋」も成田山に由来する。海老蔵も04年の襲名にあたり修行をし、初詣でも欠かさない。

 本堂で、家内安全を祈願する儀式などを終えた海老蔵は「新勝寺と市川家は非常に深いご縁でつながっており、これから麻央も一員として加わらせていただきます。私も麻央のことも末永くよろしくお願いいたします」とあいさつ。麻央夫人も「大切なこのような場所で温かいお声をかけていただいたのはうれしく、身の引き締まる思いです」と続いた。

 奉納した開運招福絵馬に力強く「市川海老蔵」と名前を記した夫の横に、小さく「麻央」と記した妻。本番の“豪華挙式”を前に、支え合う夫婦の姿を見せていた。






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