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幕内・十両ともに夏場所より3番減少

 11日に初日を迎える大相撲名古屋場所の取組編成会議が9日、会場の愛知県体育館で行われ、野球賭博問題に絡んで出場力士が大幅に減ったことから、取組の数は幕内が18番、十両は11番と、5月の夏場所に比べてそれぞれ3番減少した。

 解雇された元大関琴光喜のほか、謹慎処分による休場者が十両以上で10人いるため、担当の審判部は早朝から対応に追われ、会議は通常より1時間近く長かった。先場所は初日の十両以上の休場者が1人だった。友綱審判部長は「前半戦は幕内18番でやっていく。場所が進んでいけば人数も変わってくるから、状況によっては(番数が)増えていく」と説明した。

 同部長は大混乱のまま迎える場所を見据え「お客さんに来てよかったと思ってもらえるような相撲を取ってほしい。ひんしゅくを買う“待った”は厳しく注意していく」と宣言した。NHKが生中継を中止したことにより、午後6時の終了時間について「特にこだわっていない」という方針を示した。

 謹慎者を除く十両以上の休場者は、小脳梗塞(こうそく)により2場所連続の十両岩木山のみとなっている。

(2010年7月9日)





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