“家族殺害 数週間前から相談”
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“家族殺害 数週間前から相談”

7月10日 12時6分

兵庫県宝塚市の住宅で女性ら3人が死傷した火事で、自宅に放火したなどとして逮捕された中学生の少女2人は「互いの家族を殺すことを数週間前から相談していた」と供述しているということで、警察は犯行を計画したいきさつなどを調べています。

9日、兵庫県宝塚市の住宅から火が出て、いずれもブラジル国籍で、この家に住む31歳の女性が死亡し、39歳の男性と小学4年生の9歳の娘が重体になっています。この火事で、自宅に火をつけたなどとして逮捕された中学3年生の15歳の少女と、同級生の14歳の少女の2人は、10日午前、殺人や放火などの疑いで神戸地方検察庁に身柄を送られました。警察によりますと、2人は「ゼリー状の着火剤をまいたあと、毛布を広げて火をつけた」と供述していて、警察は10日朝から現場を詳しく調べています。また、2人は火事のあと、14歳の少女の自宅を訪れ油をまいていて、調べに対し、「互いの家に火をつけて家族を殺すことを数週間前から相談していた」と供述しているということです。2人は火をつけるのに失敗した場合、家族を殺害するため包丁も用意していたということで、警察は犯行を計画した動機やいきさつについて調べています。