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口蹄疫:山田農相が東国原知事を批判 種牛の助命めぐり

山田正彦農相=2010年6月撮影
山田正彦農相=2010年6月撮影

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、東国原英夫知事が、殺処分するよう勧告した民間農家の種牛6頭を県が無償で譲り受け、助命に向けて国と協議する考えを示したことについて、山田正彦農相は9日夜、「とんでもない話だ」と厳しく批判した。

 山田農相は記者団の質問に、生きたウイルスが付いた家畜の排せつ物が大量に残っていることなどを挙げ「宮崎県は危機意識がなさ過ぎる。封じ込めないといけない大事な時期だ。みんなが犠牲になっているのに例外をというわけには絶対いかない」と批判した。

 さらに山田農相は、この件で東国原知事と協議する可能性を否定し、知事が農家を説得できない場合には、直接説得に出向く可能性にも言及。「できるだけ早く清浄化しなければ、輸出(再開)の問題、畜産再開の問題もある。心配している」と述べた。【佐藤浩】

毎日新聞 2010年7月9日 23時02分(最終更新 7月10日 1時44分)

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