兵庫・宝塚市放火事件 逮捕された女子中学生、「覚悟してやった」と供述
兵庫・宝塚市の一家が死傷した放火事件で、逮捕された女子中学生が「逮捕されても仕方がない。覚悟してやった」と供述していることがわかった。
この事件は9日未明、兵庫・宝塚市の住宅から火が出て、この家に住む31歳の女性が死亡し、39歳の男性と9歳の女の子が全身にやけどを負ったもの。
この火事の直後に、3人と同居している15歳の女子中学生が友人の自宅で油をまいているのが見つかり、2人は殺人未遂と放火の容疑で逮捕された。
2人を知る生徒は「『親を殺す』みたいな計画を立てていたらしい。具体的には(午前)2時に家を燃やすという感じ」、「『3年後にまた会おう』、『あした学校がどうなるかわからない』(と言っていた)」と話した。
2人は双方の家族の殺害を計画していたということで、警察の調べに対し、「警察に逮捕されても仕方がない。覚悟してやった」と話している。
14歳の女子中学生の親は「私生活が乱れていたから、きつく言うことにも反発して」と話した。
宝塚市教育委員会によると、「親の厳しいしつけに女子中学生が反発していた」ということで、警察では犯行の動機について調べている。
(07/10 07:57 関西テレビ)