兵庫・宝塚市住宅火災 重体の男女の中学生長女と友人が共謀し殺害を計画、放火の疑い
9日未明、兵庫・宝塚市で両親とみられる男女が重体となる住宅火災があった。この火事は、中学生の長女と友人が共謀して、それぞれの両親の殺害を計画し、放火した疑いが強いことがわかった。
9日午前2時50分ごろ、宝塚市にある木造2階建て住宅から火が出て、階段と2階の部屋あわせて30平方メートルを焼いて消し止められた。
この火事で、ここに住む30歳代の両親とみられる男女が全身やけどで意識不明の重体、次女とみられる9歳くらいの女の子も重傷だが、当時、中学生の長女の行方はわかっていなかった。
結局、長女は火事の1時間後、ここから数百メートル離れた友人の家に忍び込んだところを、一緒に警察に身柄を確保された。
調べによると、長女と友人は共謀して、それぞれの両親を殺害しようと放火殺人を計画し、2人で1件目に放火し、2件目の犯行を行う直前で、着火剤も用意していた。
長女を知る人は、「明るくて元気って感じ。優しいし、犬とかにも優しいし」と語った。
2人は容疑を認め、親への不満を話しているが、警察ではなぜ殺害まで計画したのか、さらにくわしい動機を調べている。
(07/09 11:47 関西テレビ)