口てい疫 宮崎市の検査は陰性
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口てい疫 宮崎市の検査は陰性

7月10日 20時36分

今月4日、口てい疫の疑いがある牛が新たに見つかった宮崎市で、発生場所の周辺の農場などを対象に遺伝子と血液を検査した結果、いずれも陰性で感染は広がっていないことが確認されました。

宮崎市では今月4日、口てい疫の疑いがある牛が新たに見つかり、この農場で飼育されている16頭の牛はすべて処分されました。宮崎県などは、この発生農場の周辺に感染が広がっていないか確認するため、▽半径1キロ以内にある農場と、▽人や物の行き来があった農場のあわせて5か所で、飼育されている牛41頭を対象に遺伝子と血液の検査を行いました。その結果、いずれの検査でもすべての牛が陰性で、感染の疑いがないことがわかりました。また、発生農場を中心とする半径3キロの農場に対しては、宮崎市が毎日電話で家畜の健康状態を聞いていますが、10日までに異常は見つかっていないということです。宮崎県などは、このまま新たな発生がなければ今月16日ごろから、周辺の農場に口てい疫のウイルスが残っていないか最終的に確認する検査を始めることにしています。そしてこの最終検査で異常がなければ、今月27日に宮崎市の家畜の移動制限などは解除される見通しです。