数年前、地方から東京に就職を決めた俺は、
一人で東京にやってきた。
入った会社はこのスレ観てるやつならだれでも知ってるような名の通った大会社だったが、
やってる仕事は普通に地味な事務系だった。
これから話す相手も同期。
年齢とか、正確な時期とかをあんまり話したくはないんだけど
同期入社だけど俺は新卒で、相手は俺より3つ上だった。
だが、誰がどう見ても、彼はショタだった。
身長は150後半?くらいでサラサラの黒髪。
スーツはSサイズでもぶかぶかで、
会社の誰もが「ヒロトくん(仮名)」と下の名前で呼んでいた。
本人曰く、小学生の卒業アルバムとまったく顔が変わっていないらしい。
でもな、そういうやつって結構ブサメンが多かったりするじゃん。
でもヒロトくんは違った。
目はでかくて、猫系の本気で可愛い顔してた。
なんだ合法ショタか
靴下だけははいた方がいいかな
合法ショタでもかわいいやつは本当かわいい
横におったらマジでチ○コ反応する
俺は…見た目は悪い方ではないと思うw
身長175くらい。今はニートだからちょい太ってきたけど
当時はそこそこ運動もしてたしもっとやせてた。
でも、俺は当時から…っていうか大学生くらいからかなりのショタコンで
可愛い男の子を見るとときめいてた。
ただし、それは二次元に限ったことであって、
決して小学生とリアルにやりたいとかそんなこと考えたことなかった。
ヒロトくんは同期だけど年上だったから、
遠慮して俺は「佐藤さん(仮名)」って苗字で読んでた。
研修期間中はあまりお互い喋ることはなかったんだけど、
配属される部署が決まって、俺は佐藤さんと隣のデスクになった。
期待に添えずにすまない。合法ショタだ…
佐藤さんはSサイズのスーツがいわゆる“萌え袖”で、
指先だけちょこんと出してそれでパソコンをものすごいスピードでガタガタ言わせてたw
一緒の作業をしているのに、佐藤さんの方が圧倒的に早く終わってた。
上司からも信頼されてたし、佐藤さんはどんどん伸びて行ったので
俺はわからないことがあると佐藤さんに質問していた。
あんまりお喋りな人じゃなかったから、このころは盛り上がって話すことがあんまりなかったんだけど
俺は佐藤さんをすごい尊敬するようになっていた。
もちろんアッーもあります。
2週間くらいたって、昼飯は各自でとってくれって言われてたのに
急に同期は一緒に行けって言われたので、
俺は佐藤さんと一緒に定食屋に食べに行った。
その時初めて仕事以外で会話したと思う。
佐藤さんは仕事の時も黙々と作業する人だったけど、
実生活でも大人しい人だとこの時わかった。
俺は話が苦手な部類ではなかったので、普通にいろいろ話すことはあったし
それなりに美味しくご飯を食べて、
次の日も、次の日も一緒に食べるようになった。
そういうのが普通になってきて、
俺と佐藤さんは部署の中でも有名な仲良しコンビってことになっていた。
その頃は残業も一緒にやって、残業後一緒に夕飯を食べるのもほぼ毎日だった。
いろいろな話をして、佐藤さんの事がわかった。
大学の前は専門学校に通っていたことや、今も実家に住んでいること。
戦隊ヒーローオタクであること、一人カラオケが好きであること。
パスタが好きなこと、お酒は強いこと。
笑うと可愛いこと、陰口や人が嫌がることを言う人が嫌いなこと
女の子と付き合いたいけど身長が低くて踏み出せないこと。
今は好きな人がいないこと。
自分でもおかしくなるくらい、ものすごい速さで佐藤さんに魅かれていた。
佐藤さんが好きだと気付くのに、全然時間はかからなかった。
本当に好きで好きで、毎日一緒に仕事をしている時間さえ幸せだったけど
この関係がもし壊れたとしても、佐藤さんに気持ちを伝えたいって本気で思っていた。
時間はあっという間に過ぎて、季節は冬。
寒いから暖かいものでも食べて帰ろうってことになって
二人でちゃんぽんを食べた帰り道、
別々の路線だから、いつも通りに駅のいつも通りの場所で別れようとしたら、
急に佐藤さんが俺の腕をひっぱった。
「付き合って!好きなん…だ…」
「はい」
俺は何の迷いもなく、返事をした。
普通なら「え、ちょと待て、考える時間が…」とかなんとか言うところなんだろうが、
もうここはストレートに頷いた。
佐藤さんは嬉しそうに「ほんとうに?付き合うの?」と聞いてきた
俺は何度もこくこくと頷いた
いつも通りの場所で、ちょっとぎこちなく別れた。
帰りの電車では終始ニヤニヤしていた。
周りの乗客はかなり警戒していたと思う。
家に帰って、布団に入って寝ようと思っていたところに、
佐藤さんから初めてメールが届いた。
「とりあえずメールしてみた。今日はお疲れ様!」
みたいな短いメールだった。よく覚えてる。
俺も短い返事をして、夢ではありませんようにって思いながら眠りについた。
季節はもう冬なのに、俺と佐藤さんはまだ苗字で呼び合い、お互い敬語で会話をしていた。
それに俺と佐藤さんは一度もプライベートで会ったことがなかった。
嘘みたいな話だが、全て本当の話。
朝起きたら佐藤さんからのメールがちゃんと受信ボックスにあって、
夢じゃなくてよかった、って思った。
その日も会社が普通にあって、朝佐藤さんが俺より遅く出勤してきて、
席に座る時に俺ににっこり笑いかけた。恥ずかしそうに。
仕事中はお互い会話しなかったけど、
時々ふと横を見て、目が合うと二人だけの合図みたいににっこり笑った。
本当に幸せだった。
そんな日が数日続いていたが、
お互いプライベートな部分を知らない
私服姿さえも見たこと無いのに付き合ってるって言えるのか?
と疑問に思い始めた。
あ、ついでに俺は大学生の時メンヘラ女と付き合ったことがある
が、童貞だった。
ある日の昼休みにそのことを佐藤さんに話したら、
「俺もそう思ってました」
とのことだったので、次の日曜に会うことになった。
付き合い始めて1週間後の初デートである。
場所は、俺の家がある駅で、どこに行くかは特に決めず
夕ご飯は俺の家で一緒に食べるってことになった。
また数日経って、ついに来た日曜日。
俺としたことが、あまり遅刻しないくせに
こういう時に限って、5分遅刻した。
駅に佐藤さんを迎えに行ったが、見渡しても居ない…
まぁ、人が多い駅だし、電話をかけてみる。
電話をかけつつ辺りを見渡すと、ポストの前になんだか可愛い男の子が立っていた。
その人こそ佐藤さんだった。
俺は佐藤さんに駆け寄った。
「すみません、遅刻しちゃって!」
「いえいえ、いいんです。俺、早く来てビックカメラ見てたんでw
立川って結構都会だって聴いてたから」
佐藤さんは、黒いパーカーにジーンズというなんとも無難な格好だった。
俺はどんな格好してたか忘れた。
しかし、私服初めて見たけど、かわいーな、おい。
モスバーガーで昼食を済ませて、映画を観て、ゲーセン行って。
普通のデートだったと思う。
この日は2人で鍋するって決めてたから、
スーパーで鍋の材料買って俺の家に行った。
ってことは合法ショタア○ルで童貞喪失か
優れたmy dreamだな
四畳半の家は前の日からぴっかぴかにしておいたw
家に着くなり、佐藤さんはベッドに寝っ転がり、
くつろぎモード全開
俺は鍋の準備をしながら、佐藤さんがベッドににおいを残すことを期待していたw
帰ったらスーハーしようともくろんでいた。
鍋を食べおわり、(美味しい、俺さんって料理上手!と何度も褒められた)
また佐藤さんがベッドでごろごろし始めたので、
俺もベッドの端っこに座ってみた。
「俺さん、めっちゃ顔赤いですよ」
俺は酒にめちゃめちゃ弱くて、缶チューハイ半分でも顔が真っ赤になる。
「あー、ちょっと酔ってるかも」
苦笑いしつつ、佐藤さんの顔を覗き込む。
丸い輪郭、サラサラの前髪、大きな黒眼、ぷにっとした頬骨
「やっぱり顔可愛いですよね…」
ふふ、っと笑いながら言った瞬間、急に顔を寄せられ、キスされた。
「どどgたいjgははsじlgじゃ。ljはdjhg;あd」
「え、え、ダメでした…?」
枕に顔をうずめ脚をばたばたさせ尋常じゃなく照れまくる俺。
何度も「ダメでしたか?」って聞く佐藤さん
ゆっくり顔を上げて首を横に振り、今度はどちらからともなくキスをした。
それは次第に激しく、熱く絡み合うものに変化していく。
貪りあうようなキスの後、口を離してぎゅっと抱きしめあった。
佐藤さんはナルトのサスケの声にちょっと似てる気がする。
そのまま抱きあって、ふと時計を見たら、もう佐藤さんが帰らなきゃならない時間になっていた。
次の日も仕事だった上に、佐藤さんの家は俺の家から一時間くらいかかるとこだった。
本当は帰ってほしくなかったけど、その日は駅まで送ってやって、
改札口でまたキスした。
正直言って、男同士には見えない自信もあったし。
「また明日」
佐藤さんは笑顔で手を振って、帰っていった。
次の日、会社でまた朝は俺ににっこり笑ってくれた。
そんなこんなで、会社でも一緒、休日もデートで一緒ってのが
しばらく続いた。
給料も結構もらっていたので、いろんな場所に遊びに行った。
猫喫茶に一度連れて行ったら、佐藤さんがハマってしまい、
都内の猫喫茶をいろいろ回ったり
映画もよく観に行った。
付き合って5ヶ月が経つ頃には、
きしむベッドの上で優しさを持ち寄る手前まできていた。
>優しさを持ち寄る手前まで
海外古典作品の訳本を見た気分
ベッドに押し倒すまでも、かなり時間がかかったんだけど
やっぱり痛い思いはさせたくなかったし、結構迷いがあった。
なんかもう、後戻りできないとこまでいっていいのかなって
佐藤さんは、今まで一度も女の子と付き合ったことがないらしい。
でも、ゲイでもない。好きなグラビアアイドルだって居る。
佐藤さんは自分では気づいていないようだけど、顔は可愛いし
会社の女たちにも、マスコット的な意味が多いが好かれているし
普通の恋愛ってもんができるんじゃないかって。
でも、そういうことを言うと、佐藤さんに絶対怒られた。
「俺は俺さんが好きで付き合ってるんです!
勝手にそういうの決めないでください」
って。
恋愛に対して俺は結構ウジウジ系だったから
いつも佐藤さんが怒って説得してくれてた
付き合いが長く続いたのも、佐藤さんのこういう性格のおかげだった
シャワーで洗ってあげた後、指や舌で慣らしていく。
もちろん、全身ちゃんと愛撫してあげてからな。
完全にネットで調べた知識だけwBLも読んだがあんまりあてにはならなそうだった。
ここまでなら何度かやっていた。
佐藤さんの息子を口でしてやってる時に、急に佐藤さんは首を横に振り出した
「あ、や、やだやだ!きょ、今日は最後までしてほしいのにっ」
すっげーびっくりしたけど、
佐藤さんはもう俺に抱かれる覚悟で告白したんだから、
最後までやりたいって言ってきた。
俺はもう、我慢できずに、
ちゃんとゴムつけて、ローションもたっぷり佐藤さんの中と
自分の息子に装備させて、佐藤さんの脚を抱えて
ギンギンになった息子を宛がった。
「大丈夫だから、いいよ…」
腰を押しつけると、以外にも、佐藤さんは俺を迎えてくれた。
後から聞いた話だが、自分で少し“れんしゅう”していたらしい
「佐藤さん、大丈夫ですか?」
「あうあ、あ、大丈夫、い、いたくない?」
こんな小さい身体で、必死に俺の腕にしがみついて、
まだ俺の事を心配していた。
そういうのも、すごい愛おしくて、
初めての時だったしあんまり覚えてないんだけど
気がついたら腰が勝手に動いてた。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ!」
腰が動くたびに、一定のリズムで刻まれる喘ぎ声。
すげー、俺セックスしてんだーって自覚した瞬間だった。
最初は期待してたのにすっかり萎えたわ
トイレ行ってくる
でもこの日、緊張のせいか二人ともイケなかったwwww
疲れたけど、満足してお互いまた身体を離して、
ベッドでずっといちゃいちゃしてた。
そういえば初Hした日に、初めて一緒に風呂に入ったと思う。
後片付けちょっと大変だったけど、
片づけながら「佐藤さんとだったら普通にラブホ入れそうw」って話してた
それから、普通のカップル並みにはセックスしたりしてたかな。
一番すごかったのは、また俺がウジウジしちゃって、
佐藤さんがせっかく怒ってくれたのにそれに逆切れして、
二週間くらい連絡取らずに距離置きした後久しぶりに会った時の
いわゆる仲直りのH。
会うのもセックスするのも久しぶりで、
俺も気持ちよかったし、佐藤さんが今までにないってくらい乱れて、
女みたいな声出しまくりですんごい可愛かった。
何よりも、相手の気持ち、みたいなのがすごく伝わってきて
セックスってコミュニケーションなんだな、って感じたよ。
今でも、その時のセックス思い出して自分でする時ある。
そんな関係になる頃には俺はちょっといろいろあって仕事を辞めていて、
佐藤さんからは毎日のように「俺さんが居ないと仕事つまんない」って電話が来てた。
さて、どんなカップルにも、別れはやってくる。
ここからは暗い話。
さぁいよいよ物語の終盤です
佐藤さんから、突然別れ話を切り出された。
理由は簡単だった。好きな人ができちゃったらしい。
佐藤さんの好きなグラビアアイドルに似て、
黒髪ロングで童顔の、俺と同い年の、
佐藤さんにとっては年下ってことになる女の子だった。
悔しかったけど、相手はものすごく性格が良い子で、
童顔で、佐藤さんよりも背が低くて、佐藤さんにぴったりだと思った。
佐藤さんは、その時初めて俺の前で泣いた。
何度も何度も、袖口で涙を拭ってた。
久しぶりに見た、スーツ姿だった。
あんなにぶかぶかだったSサイズのスーツが、佐藤さんにぴったりのサイズになっていた。
俺の知らないところで、佐藤さんは少しだけ大人になっていた。
大人になっていたwwwwww
でもホモなんだろ
新宿駅のサザンテラス口は、冬になるとイルミネーションがとてもきれいで、
俺は一度、佐藤さんと会社帰りに2人で見に行ったことがある。
佐藤さんは、「告白するならここですればよかった」とお茶目に言っていた。
携帯でイルミネーションの写真を撮ろうとしたのに、なかなかうまくいかなくて
苦戦したのを覚えてる。
そこにあるスタバで、ひとりでコーヒーを飲みながら、
そんな思い出に浸っていると、
佐藤さんと彼女がイルミネーションの並木道を並んで歩いているのを見かけたことがある。
スタバはガラス貼りで隠れるところがなく、目があったらやばい!と思って
コンタクトをしているくせにその上から予備のメガネをかけて変装した。
新聞で半分顔を隠して、2人の様子をうかがってみる。
傍から見ると、本当に可愛いカップルで。
2人とも背が低いから、人形みたい。
俺なんかと2人で居るよりもずっとずっと自然だった。
俺は不思議と佐藤さんのことはあんまり引きずらずに居た。
2人でイルミネーションを見上げて、綺麗だね、と頷いている。
佐藤さんは携帯を取り出して、シャッターを押し、彼女に画面を見せる。
どうやら上手く取れなかったらしく、何度もシャッターを押す。
佐藤さん、今俺の事思い出してんのかなぁとか、
絶対ありえないことを思いつつ、
とっくに冷めたコーヒーを飲み干した。
と、とりあえずこれで終わりです。
なんか最後の方小説みたいになっていてすみません。
でも、小説みたいな本当の話なんで…
実は佐藤さんとは今もマイミクでして、
直接連絡取ったり、日記にコメント残したりはしてないんですけど
近況報告みたいなことは書いてありましてw
今もその彼女と幸せに過ごしてるそうです。
俺は佐藤さんの事、今でも特別な存在なんですが
やっぱり連絡は取りにくいですね。
やり直したいとかは思わないので、一回飲みにでも行って
惚気でも聞きたいんですがw
最後まで読んでくれてありがとうございました。
佐藤さんは今の彼女と結構長く続いてるし、
結婚も視野に入れてるみたいなんで…うまくやれてるんじゃないでしょうか?
俺は、佐藤さんと別れた後はまた彼女が出来たんですが
佐藤さんみたいに叱ってくれる人ではなかったからすぐ別れました…
まぁ、俺が悪いんですが。
恋愛って難しいですよ。ほんとに。
でもまた男と付き合おうとは、不思議と思わないんだよね
相変わらずショタは好きですがw
良い最期だね
佐藤さんとのことが忘れられないのはわかるが、もう少し自分のことについて書いてくれてれば最高だったと思うね
>>134
すみません、他の子と付き合っていた時はそうでもないんですが
佐藤さんにはかなり依存していたので、
自分の事を書こうとすると佐藤さんのことが先に出てきてしまいます
>>134
すみません…どちらかと言うと絵描きなんで文は苦手です
あ、すみません。
このスレ立てようと思ったキッカケを忘れてました。
どうでもいい話なんですが、部屋を片付けていた時に、
家に泊まりに来た時に佐藤さんが使ってたコンタクトレンズの洗浄ケースが出てきました
それ見て思い出して、スレ立てに至ったわけです
おやすみなさい
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この記事へのコメント
だよなww誰も教えてやらんかったのか
そして別れる時期も正解。
こういう男の子は25くらいから体が本当の男に変わってくる。
お互い悩むことになる。
幸せになってください
あとショタコンはシネ☆
本当のショタに手を出したらタイーホだけどさ。