副島隆彦氏を批判するちゅうか、氏のアホをお披露目する

副島隆彦の脅迫状です


この文書は、法的処置の準備として公開するものです。氏の脅迫状や深夜に何度にも渡って繰り返された脅迫電話は全て保存してあります。08年 8月14日 木曜記す。
改行幅を変えたついでの前言(02/11/20 Wed)


以下の記述でも少し触れているのだが、副島氏の言語能力には目を覆うものがあり、特に英語は全く出来ないにも関わらず、でたらめな英語関係の出版物を出している。この文書の最後の方にそれらの駄本についての批判をリンクした。また、私は副島氏から深夜の脅迫電話や脅迫文書を受け取っているが、それらは全て音声、文書とも保存している。脅迫は刑事犯だし、名誉毀損も度を超せば単純な民事では済まないと思う。

また、反副島(下らない存在様式だが)を名乗る人物から「副島の悪口を書ける掲示板」として「ふじむら掲示板」とやらへの誘いの匿名メールを貰ったことがあるが、そんな愚鈍者差別になりかねない場所に出入りすることはしなかった。しばらくするとその掲示板が副島氏のサイトの付属掲示板として吸収されていることに気が付き、あまりの情けないシカケに心底脱力した。副島氏の子分(脱力するような存在様式だ)によるワナじゃん。そればかりか、氏は御自分の信者に頼んで、私のMail addressでウィルスをばらまいたり(これは送られてきた抗議メールに添付されていた「私のメール」のヘッダから明らかになった)、匿名メールから女子大生を名乗り、教えてくださーい!などと実に稚拙な罠を仕掛け続けた。こんな人も本当にいるのね。大変な人生だなぁ。同情しますよ、いっそ。ついでに書いておくのだけど、副島氏は電話の中で、「俺が一番正しいんだ!世の中全部俺の味方なんだ!」であるとか、「とうとう俺を怒らせやがったなぁ!俺が怒るとどうなるか判ってやってるんだろうなあ!」 のような恫喝を繰り広げて下さった。御自分で深夜にかけてきた電話の中で、である。私は思わず「あなた、そんな風だと、いつか血管切れるよ」と諭したのだが、副島氏は「自分が癇癪持ちだって事ぐらい分かってる!余計なお世話だ!」とお答えになった。私は思わず大爆笑したのだが、氏はその爆笑の意味がお分かりにならなかったようだ。すごいです。
さらには、こちらが、「チョムスキー読んだんだよね、じゃあgovernmentって何?」とたずねると、「政府、政体だぁ!」とお答えになった。あまりのことに私が、「今何の話してるの?」と問い直すと、「統率だぁ、統御とどうちがうんだぁ!」とこれまた怒鳴り返してくださった。これがどれほどズレた発言かを説明するのはむずかしいが、あえて何かにたとえるなら、アクセルとブレーキ、いや、バックミラーとハンドルを間違えるレベルの話である。
また、あまりの無知さに驚いた私が、「あなたそれじゃ知ったかぶりの言いっぱなしじゃないの」と言うと、「世の中知ったかぶりの言いっぱなしでいいんだ!」とお答えになった。やれやれである。議論は成立しなかった。情けないよ。

更に追記:08/ 8/28 Thu

副島先生というお方は現在、なんとまあ、「副島隆彦を囲む東大生の会」という組織を作ろうと画策しているそうです。これは信頼できる友人から得た情報です。ヤラれておられますなぁ。ほんとにすごいよ。
で、結局、副島さんって何屋さんなの?最初は言語学者になりたくて、全く相手にされていないと悟ると、著述業、評論家、思想家、そしてとどめには民間国家戦略家である。どれも相手にされなくなれば肩書きを変える爆走ぶりである。この人の文章をちょっと読めばアレな人なんだと分るのだが、それにしても 民間国家戦略家ねえ。カテゴリーがめちゃくちゃである。自分でよく分っていないところには( )が多用されるのも相変わらずです。もうよしましょう、こんな方にかかわるのは。本当に時間の無駄ですよ。
08/08/30 13:49 追記

これはあまりにも馬鹿げていて、誰が見ても判っていたので、話題にもならなかったのであるが、副島氏は、御自分ではタッチタイピングも出来ず、メーラーを二つ付けたのを、なんだったっけ、「水道の蛇口を二つ付けたと解釈した」などと凄まじいリテラシーをお持ちらしく、やはり御自分の信者様にやらせて、当時の私のこれまた好きかってやっていたHP「すっとこどっこい言語学」の偽サイトを作っていただいたらしく、検索エンジンにまで載せられて、それは今でも残っているのであるが、何とも情けない人物像が「私」として描き出されており、苦笑するしかなかったのも今では既に楽しい想い出である。なお、氏はどうやらあらゆる検索エンジンにお得意の恫喝をなさったらしく、私のHPが表示されないようになさって下さった。有り難いかぎりであった。というのは、お陰様で当時の常連の皆様の明るい笑顔を引き出して下さったし、何より、アレな方々の来訪が目に見えて減るという効果までいただいたのだ。これは当時、本当に助かったと思ったものである。有り難いお方である。

副島氏は自分のサイトで、私から無言電話があったと全くの出鱈目を書いている。馬鹿馬鹿しい、世にも珍しいサンプルがいかなる発話をするかと全て録音しておいた私がそんな無駄なことをする理由はない。どんな刺激を与えればどんな反応をするか、珍しいサンプルとの接触機会をそんなことで浪費するわけがないのだ。ただ、ここで推察出来ることは、副島家には無言電話がかかってきたことと、副島氏が言論での論争を恐れ(能力的に不能なのだろうが)、全く根拠のない名誉毀損を行う人間である、という事だけである。副島氏と電話でやりとり(ちゅうか、怒鳴り声に対応)したのは1995年前後のことだが、当時ダイアル通知サービスは無かったはずだ。何を根拠に無言電話の主を私だと言っているか分からないが、確信があるなら私の電話番号を公開し、また当時のNTTの通信記録を入手して示していただきたい。なお、脅迫電話の最中に副島氏自身が「俺はあの本を書いてから日本中の英語学者に憎まれて、抗議の手紙や電話をいっぱい貰っていて、、、」と発言しているのだが。
さらに副島氏は、私が氏の掲示板に「ちゃんと公開討論をやりましょう」と書き込んだところ、慌てて削除している。どんな批判にも答えると言っている人が、である。そりゃ嫌でしょう。圧倒的に負けるのが見えているのだから。氏のファンというか、マニアというか、変な宗教に入ったみたいな人たちの前で無残な姿をさらすわけにはいかないのでしょう。その気持ち、よくわかりますよ。副島さん。


副島氏の顕著な特徴のひとつに、批判や反論を「憎しみ」と読み替えることがある。論理を感情論にすりかえるのだ。お先真っ暗なストラテジーだが、これは本当にあのお方の書くものを読むとしょっちゅう出てくる特徴だ。つまりは駄々っ子の論理なのだ。自分の意見が通らないと「憎まれている」と摩り替えて、「論駁された」ことは無しにしてしまうやり方だ。情けないよ。本当に情けない。

「出世作」、「欠陥」で名を知られるようになったころは、「素人文法学者」を名乗り、日本言語学会へ入りたい様子を見せていたが、だんだん自分の発言が言語学では相手にされないと気づき、徐々に評論家、思想家、民間国家戦略家(いたたたたた、腹が痛いよ)を名乗るようになった。言語学者に憧れていたころは、「尊敬する学者:ヴィトゲンシュタイン」などと書いていたが、電話でのやり取りの中で、「ヴィトゲンシュタイン読んだんでしょ?論哲ぐらいはよんでるよね」と尋ねると、「ロンテツ」が「論理哲学論考」のことだと分らなかったらしく、返事はなかった。ついでに、「英語で話しましょうか」と提案すると、「うるさい!」と怒鳴り、「じゃあフランス語で、だってあなたソシュール読んでるんでしょ?」と提案しても同じく「うるさい!」とのまことに大声でのお返事であった。うるさいのはこのお方である。こんなにまでアレでもちゃんと呼吸できて、言語機能も不全気味ながら働いているとは、まことに生物というのは力強い。それにしてもこの人が予備校から始まって大学で教鞭を取れるとは、摩訶不思議な世の中である。副島氏のマコトに不幸な教え子さんからのメールも複数頂いたが、その方の身の安全のために公開はできない。また、この方をWikipediaで調べると、アメリカの銀行に勤務していたと書かれているが、実際は東京銀行ロンドン支店である。「欠陥」中で、「二年間イギリス英語と格闘する(いたたたたた)」と得意げに書いてあるからなあ。銀行側も困っただろうな。
これまた「欠陥」では、日本の英語教育について日本語と英語で小論を書いてあるが、なぜか英語と日本語では言うことが違っている。英文が先にあって、それを誤訳したとしか思えないのである。どうしてなんだろうなあ?しかもその誤訳は、当時の「翻訳の世界」誌で何度も紹介されていたのである。「欠陥」自体の例文も、なぜ駄目なのかが記されず、ただ罵倒のみが目立っていたのは何故なんだろう?まるでネイティブスピーカーが判断したのを、書くほうは何も分らずに槍玉に挙げると、丁度あんな具合になるだろうなあ。どうしてかなあ、不思議だなあ。
「現代言語学に多大な影響を与えているものに、状況意味論や認知科学があるのを研究社は知らないのか」なんてことまで書いてあったが、カテゴリーがまたも滅茶苦茶である。ちなみに、ご本人に、状況意味論や認知科学についてどのくらいご存知か尋ねたら、やはり「うるさい!」とのご返事であった。そんなにうるさくちゃ生きていくのは大変だろうなあ。
もう五年ほど前から、「ゴーマニズム宣言」の小林よしのりさんに擦り寄った発言が見られるが、味方になってほしいんだろうなあと思わざるを得ない見苦しい姿であった。小林さん、お気をつけください。ワタクシは特に小林さんの漫画に感想を持つものではないですが、副島さんはやっかいですよ。売名のためならなんでもするお方ですから。
無批判に副島氏の発言を信じていたあまりにもナイーブな方々、全て彼の日本語能力から類推してみることをお勧めします。トンデモ本に選ばれた、なんだっけ、「人類は月に行っていないだろう論」(またすごい言語能力を発揮しまくったタイトルだ)とかいうすごい本のロジックね、あれが副島さんです。説とか論とか学のカテゴリーがまるで滅茶苦茶。どの分野に手を出してもあれですから、心して読みましょう。そして、まさか高校生じゃあるまいし、あんなのに関わる事が「学問」なんだと勘違いなさらないように。
ついでに、こんな事もしているみたいです。


「欠陥英和辞書の研究」pp.181より引用


チョムスキイは、人間がしゃべっている文の構造の、そのずっと下の方に、deep structure(深層構造)と呼ばれる構造が隠れているのだと主張した。すなわち、ごく普通に無意識にペラペラとしゃべられている文のことを「普通言語」(universal language)、あるいは「自然言語」(natural language)と呼ぶならば、その下部構造に「深層構造」というものがある、というのである。例えば、「このチーズ・ケーキはおいしそうだね」という文の深層に「このケーキはチーズで出来ている」や「私はケーキを食べたい」という「深層構造」が隠れているというのである。このように書くと、そんなことあたりまえじゃないか、ということになるのだが、簡単に言ってしまえば、チョムスキイはこのあたりまえのことを約30年間にわたって、実に偉そうに、もったいぶって、なおかつ意味不明の理屈をふんだんにくっつけながら繰り返し、実にたくさんの論文や本に書いたのである。


書き写していて吐き気がしそうな悪文である。ここで副島が「理解」している「深層構造」の描写は、初学者が繰り返し教えられる、「深層という言葉からなにか深層心理学的な連想をしてはならない」、という陥りがちな誤りの典型である。「普通言語」(universal language)などという「独創」に至っては、どこから捻り出して来たのかすら定かではない。なぜ「普通言語」たるものがuniversalなのか。首を傾げ過ぎて鞭打ちになりそうである。引用中にある「意味不明」とは語るに落ちたものだ。結局副島は何ら理解できなかったのだ。パーソナルコミニュケーションで、私は繰り返し尋ねた。「チョムスキーがそんなことを言っている文献的証拠を示せ」と。副島は一切この問いに答えること無く、最終的に田中克彦の「チョムスキー」しか読んでいないことを吐露するに至った。人事ながら情けない話である。アクセント位置もおかしくて、この人の場合、チョムスキイアン、になることを電話で確認しています。発音自体がおかしくて、theoryをテオリーと発音なさった。矯正してあげたら、またも「うるさい!」でした。

電話でのパーソナルコミニュケーションで、この人は酔っぱらってひたすら怒鳴るのみであった。「チョムスキーのどの本を読んだのか」と尋ねると、「持っている」と答え、「ちょっと待ってろ」と叫ぶと、なんと自分の書架にLGBを取りに行き、「ここにあるぞ!」と怒鳴った。電話で、である。なんの意図があっての行動か私には分からなかった。それでも、「ではどこにあなたが言っているようなことが書いてあるか」と言う質問には「チョムスキーなんか読む必要がないんだ」とのたまった。めちゃくちゃである。代々木ゼミナールで教わっているんじゃなくて教えているというのがほとんど犯罪である。看板に偽りだらけではないか。初期マスコミに登場した頃は、「著述業」を名乗っていたが、最近では「評論家」、果ては「思想家」と自ら名乗っている。なにをかいわんやである。しかし、もしかすると、あれは酔っぱらっていなかったんじゃないかという危惧が浮かんできた。何しろ編集者からは基地外と呼ばれているらしいし、いつもああなんだと考えておいた方が正確かもしれない。

最近の著作の中で(「英文法の謎を解く」(よくこんなタイトルが付けられたものだ))受動態と能動態がともにSVOの第二文型に属するという明らかなナンセンスを書いていたが、買って読んだ人から抗議はなかったのだろうか。あっても絶対にこの人は公表しないだろうが。私と何回か書面でやりとりしたが、何しろ文書に残る話し合いはしないと言い切った人だから。俺は情けないよ。

副島から最後に送られてきた葉書(クリックすると見れます。130キロあります)。
------------------------------
冠省。私はもう怒っています。貴兄がそのようにケンカを売るならいいだろう。たくさんいやがらせ電話や脅迫状もどきももらったからなんともないですが。貴兄の粘着性の悪質な態度は許せない。私は三回も礼をつくして返事を書いた。最初の「噂の真相」の裁判うんぬんの誤り以来、あなたは、まず私に謝罪しなさい。私らの世代(暴力(政治)闘争を経験してきた)を甘く見ない方がいい。この英語オタクのクソガキは何を勝手にイキがってるんだ。(警告する)二度と失礼な手紙など寄こすな。ただじゃ済まさないぞ。以上。
------------------------------

とほほもいいところだよ。こんな馬鹿に書かせる出版社や教鞭を執らせる予ゼミは何を考えているんだろう。
以下に私の副島への手紙を引用します。 初めに言っておきますが、私からの質問にたいする副島からの答えは皆無でした。目の汚れになるかもしれませんので、お暇なときにお読み下さい。

2001/7/13追記
副島のサイトを見ると、こちらが追求した問題には全く触れず、なんとまあ俺をストーカー呼ばわりしているではないか。
深夜に電話してきたり、これからおまえの学校へ行くぞ、とまさにストーカー的行為をしたのは副島君、君ではないか。おまけに自分で言い出した話題については逃げてばっかりでどうしようもなくなると脅迫状を送りつけ深夜の電話を繰り返す。これこそストーカーでしょう。

めんどくさいけど副島君の手紙(これが大量にあるんだ)を取り込んで発表することに決めた。忙しいので10日はかかるかも知れない。いや、手が空いたときにやるからいつになるかは断言できないけど、余裕があったら副島氏の電話での脅迫も発表します。

副島氏よ、あなたが何を恐れていたかはだいたい想像がつく。
あなたの掲示板に対論を申し込んでも削除されたのもあなたの位置からは当然なのかも知れない。
例えば、
こういう批判やこういう行動について説明が出来ますか?後者の山形さんについては「精神病だ」と書いておられましたが、あなたの批判者は全て病気だと言うことですか?

それから、私は無言電話なんかかけたことはないですよ。だいたい無言だったらどうやって相手を判断するんです?あなたの嘘にはもううんざりだ。
掲示板を用意する。そこで議論しましょう。

副島君よ(あなたもわたしを「君」呼ばわりしてるからね)
ちゃんと判断の付く議論は出来ませんか?




2001年7月19日追記

ところで副島君は自分のところで黒木玄氏のサイトを「優れたサイトだ」などと言っておるのだが、当の黒木玄氏の反応は・・・

まずはじめに、常連のかたから注意せよとのカキコがあった。


Warning 投稿者:M moronian linguist  投稿日: 5月23日(水)05時30分55秒

Tokanantoka itte, Mr.Partof Speech no "Boyaki" wo mini ittara, tondemonai
koto ni nattemasu. 5/11 no tokoro no kouhan wo oyomi are.
O-i, Socchi ni tondemo ga taikyo shite iku kamo shiremasenze-!

これに対する黒木玄氏の反応は以下の通り。


"Kyou no Boyaki" 経由のアクセス 投稿者:げん  投稿日: 5月23日(水)18時17分32秒

ぎゃはは。さっそく、 "Kyou no Boyaki" 5/11 経由のアクセスがどれだけあったか調べてみました。 5/11 には300回ほどのアクセスがうちのサイトにありました。現在までのべで600回程度のアクセスです。その程度だったんでちょっと安心したのだ。

しかしこいつは

|当サイトで提供されるあらゆるコンテンツの「財産権・著作権・その他全ての
|権利」は、副島隆彦事務所に属しております。
|当サイトの利用者は、次の事項に同意するものとします。
|@副島隆彦の許可なく当サイトのコンテンツ(一部あるいは全部を問わず)を
|複製、公開、送信、頒布、譲渡、貸与、翻訳、翻案、使用許諾、転載、再利用
|しない
|A上記@に違反した場合は、相応の損害賠償責任を負う

などと書いておきならが、俺のサイトの文章を転載しまくりじゃん。あれ、よく読んでみると「使用許諾」ってのは何なんだ? 他人が勝手に自分のサイトのコンテンツの使用許諾を出すことまで恐れているってことか?

「この黒木玄氏は、例のあの、山形浩生氏とも仲良しらしい」と書いてあるが、例のあの、緋さんとも仲良しらしいということには気付かなかったみたいだな。

P.S. 白状します。不覚にも "Kyou no Boyaki" 5/11 の「やっぱり、「ここ掘れワンワン」「大判、小判がザックザク」のようですね。ひとつ私も掘りにゆくか」の部分であまりにもアレなので笑ってしまいました。げらげらげら。

その後の副島氏を巡るカキコ


ちったあ勉強すればいいのに 投稿者:moronian linguist  投稿日: 7月15日(日)19時15分37秒

クルクルぱあとおぶすぴい痴氏がまたしても例の「ぼやき」
「行動主義 対 生得主義」なる与太話を書いてますよ。
しかしひどいねえ。前回私が指摘してあげたことは全然わかってない。
あいかわらずプラトンの「イデア論」を「理想主義」とやっているし、
行動主義については初級の学史的事柄すらまちがっている。たとえば
B.F.スキナ―がI.P.パブロフに師事して学んだことはないし
(これをまちがえてしまうということは、もちろん古典的条件付けと
オペラント条件付けの区別もわかってない)、ウィリアム・ジェームスが
「意識主義者」であって行動主義とはむしろ対立する立場の人であったことも
わかってない。
ローレンツのいう「刷り込み」は「リリーサー」が種に固有の行動パターンを
「解発」する現象を言うのであって日本人に平和愛好主義を刷り込むなどというの
は支離滅裂。
滅茶苦茶だよ。

タダであんなのを訂正してあげる気はとてもしません。もーいやだごめんだ。


そうではあるんですが 投稿者:のほほ  投稿日: 7月16日(月)23時53分34秒

>ちったあ勉強すればいいのに 

ほんとにそうなんですが、言っても無駄でしょうねえ。
本人はもうどうしようもないとしても、引っかかってる人たちがねえ。皮肉ではなく気の毒です。



hr> 読み返してうぎゃ! 投稿者:のほほ  投稿日: 7月18日(水)11時25分33秒

>B.F.スキナ―がI.P.パブロフに師事して学んだことはないし

ものりんさん、やつは「ある」と考えてるわけですか!
タイムテーブルとか地理環境がめちゃめちゃだ。
ほんとのほんとに馬鹿ですねえ。分かっちゃいたけどすごすぎる。


進歩がない 投稿者:moronian linguist  投稿日: 7月20日(金)13時24分07秒

>タイムテーブルとか地理環境がめちゃめちゃだ。

そうなのよ。彼は以前にもそういうことを書いているので、間違いなくそう思っている
のでしょう。ワトソンでもソーンダイクでもなく、よりによってスキナーがねえ。
のけぞった私は、2人の生没年などをちょっと調べてしまったりして。スキナーは
新行動主義学派の中ではわりと年配のほうなので、たとえばパブロフが合衆国を訪問
したりしたことがあったとたら、ちょっと話ぐらいはきいたことがあるかもしれないけど、
ぱあとおぶすぴい恥氏のほうの書きっぷりはまるで彼が帝政ロシアに留学していたとでも
いいたげなのよね。
ま、これもひどいけど、「意識の流れ」のジェームズを行動主義にいれるのもスゴイよねえ。
認知心理学のご先祖様は草葉の陰で嘆いているのだ。もうすぐお盆だし。
どうもクルクルぱあとおぶすぴい痴はこういう粗暴乱雑な物の捉え方を彼の「師」だ
という小室直樹というアンポンタンから受け継いだものと思われる。そいでもって、
そういうのを「大衆のレベルに合わせて話ができるからエライ」と思いたがっている
らしい。しかし大衆だって、これこの通りそんなに無知なわけでもなし、また仮に
無知だとしてもそこにつけこんで知りもしないことを勉強もせずに書き散らして
たぶらかして金をむしろうというのは、誤った、悪いポピュリズムだとおもうぞ。


老婆心から書いておくが、黒木さんのサイトは諸分野のアカデミシャンが集まることで有名なところである。そこで副島氏はかつて黒木さんによって「彼はほとんど我々の間では馬鹿扱いされています」と書かれたことがあった。

副島君よ。どうする?

少なくとも私に関する誤った情報を削除し、うそをつきつづけたことを謝罪していただきたい。

・私**は副島君に対するストーキングなどはいっさいやっていない。
・もちろん無言電話もかけたことはない。
・副島君は自分で言い出した言語学・英語学に関する出鱈目への指摘からは逃げることしかできなかった。
・答えに窮した副島君は私に脅迫状を送りつけ、深夜の電話を繰り返した(録音あり)
・抑鬱神経症に悩んでいた頃の私の手記を恣意的に引用し、「精神病者」であると虚偽の情報を流した。
・副島君は英語は全く出来ないが、出鱈目を垂れ流すことで出来るふりをしている。

以上が副島君の嘘の主要な部分つまりこれだけじゃないってことである。

副島君、反論できますか?

余談であるが、あるかたからおおむね次のような内容のメールをいただいた。
「副島がどうしようもない馬鹿であることは十分知らしめたのだから、もう**が手を汚すことはない。」(**による要約)

確かにその通り。ある一定以上の知性の持ち主であれば副島君の出鱈目など一瞬で見抜く。しかし事は私の名誉問題にも関係する。謝罪と私に関する虚偽の情報の訂正が得られない場合には、とるべき手を取るしかあるまい。メールをくださった方には感謝の念と共感を覚えるが、少なくとも無知層をだまし続ける副島君の実体を、多少とも関わってしまった人間として公表する責任があると思うのだ。

おまけ(適当な画像変換ツールが無かったのですごく重いです)。近々もっと軽くしてjpgでアップし直します。それにしてもこういう手紙ともいえない文書が延々届いてご覧なさい。神経やられますよ。

2001年8月1日



久しぶりにウェブ接続したら、副島君はまたもや自分の説にそぐわない投稿があると私だと決めてかかっているみたいです。IPを晒してみたらいいんじゃないかな。自分からあんな汚れ場に行くことは私はしませんよ。本当に困った人だ。名誉毀損って言葉は研究社にぼろ負けしていい加減にわかっていると思うんだけどなあ。とにかく、これ以上根拠のない名誉毀損が続くようなら、本当に告発します。(2009/10/6)
さて、私の第一信再掲し、それに対する副島氏の答えをリンクしておきます。

第一信 ------------------------------ 前略

お忘れかもしれませんが、私は以前月間誌「噂の真相」投稿欄であなたのまったくの無知を指摘した**というものです。再反論を投稿しましたが何故か掲載されず、同時にあなたの送ってくださった書評(論文とは言い過ぎですね)の訳を読み、そのあまりのでたらめぶりにもうかかわることをよそうと思っていました。徒労でしかないと判断したのです。しかし、やはりこうしてお便りさせていただくことにしました。変心の理由はおいおい説明します。

まず言わなければいけないことがあります。あなたの翻訳はあまりにもひどい。出来のわるい高校生よりひどい。いくつか例を挙げながら説明します。ところでこの翻訳には、副島理恵さんという方も連名になっていますが、まさかいざとなったら奥さんのミスにするつもりじゃないでしょうね。と一言付け加えておきます。(2009/8/28)

1.
2nd. para.
...about 50,000 "vocabulary entry"


副島訳(以下S)
約5万語の搭載見出し語

ヘリコプターが機関銃を積むのならともかく「搭載」はないでしょう。記載とい
います。少しでも英語学や言語学に馴染みのある人ならね。

2.
2nd. para.
...it treats these entries "much better" than does any....
S 遜色はない。

これは何ですか?少しでも評価しているところは控え目に意味を変えてまでも訳
すのがあなたのやりかたですか?

3.
4th. para.
もともとの原文に無い解説を付けたのが裏目に出ましたね。
difinition ->definition
phraise ->phrase
綴りはまあ些細な問題としましょう。あなたは他人にはそう寛大では無いようで
すが。いちいち挙げていたのではきりがないので綴りについてはこれに留めます
が、あっちこっちひどいのがありますよ。

4.
4th. para.
...grammar and syntax...
S 文法(grammar)および構文(統辞法 syntax)

むちゃだな。構文ってそのまま統辞法なんですかね。驚いたな。grammar といえ
ば当該言語の規則全てを言うし、syntax はもっと狭い範囲の問題ですね。 構文
は更に狭い。こんなものを同じと思うなんてね。
5.
6th. para.
...you hit sentences that sound unnatural if not un-English or
ungrammatical
S ・・・不自然な例文に出会う。 もし、 それらが英語として、 非文 (un-
English) あるいは、正しい文法に違反している(ungrammatical)ことの例文表示
でないならば、だが。

どこにそんなことが書いてあるのですか。馬鹿言っちゃいかんですよ。

正訳:仮に非英語的か非文でないとしても、不自然に響く文に出くわす。

どこをどうひねればこんな間違いが出てくるのか。本当に驚きましたよ。原文は
例文が非文でない可能性も残した言いかたをしているのですよ。本当に読めなか
ったのですか?

6.
9th. para.

One working lexicographer equipped with state-of-the-art tools of the
trade...

S 現段階における最高の学問水準(state-of-the-art)を備えた専門技術(tools
of the trade)を身につけた一人の有能な辞書編集学者は、、、

ちゃんと全文を読まないからこんなことになる。後で CD-ROM の話をしてるでし
ょう。

正訳:現代技術による専門分野の道具を持つ辞書学者なら・・・

つまり CD-ROM によるマルティメディア的辞書を原著者は想像しているわけでし
ょう。現にこの前にデータベースの話をしているではないですか。むちゃだよ。

7.
10th. para.
Now, is that any way to use the word accord?
S 今日、"accord" という単語には、どの様な使い方があるというのだろうか。

あなた本当に英語を教えていたの?信じられないな。

正訳:さあ、これがいったい accord のどんな使い方だって言うのだろう。

こういう文体で now は今日ではないですね。それだけじゃない。 あなたの訳だ
と存在文になっているが、中一で習う構文でしょ? Is that NP? ですよ。

8.
12th. para.
...the nine parts of speech...
S 現実の9通りの使い方

いらん知ったかぶりは恥のもとでしかない。
speech で即座に談話文法を思い浮かべたわけですな。 談話文法にも sentence
という概念はもちろんありますけどね。あなたはないって書いてたね。

parts of speech は、いいですか、品詞です。だからこれは九品詞。いいね。

もう疲れた。無料でこんな出来の悪い訳を直すなんて馬鹿なことだからここまでにし
ます。でも挙げればまだまだこんなもんじゃないですよ。

さて、なぜ私がこんな手紙を書こうと思ったかを説明しましょう。あなたが何故か
発言者に書かなくなったことであなたの下らない駄文を読む機会は減ったのですが、
そればかりでなく、あなたに自分が以下ほどの人間かを実感していただきたいので
す。あなたはなにも発言すべき人間ではない。

最後に、あなたの誤訳を、英語雑誌の誤訳パトロールに投稿するつもりであること
をお伝えして手紙を終わります。

これに対する副島氏の答えは以下の通りです。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

どれもまあ答えになっていないし、間違いが増殖してたりするんですが、ご笑納ください。 last update: 08/ 8/ 9 Sat
この人の英語のひどさについては、ここも参照下さい。
また、この人の本質がいわゆるトンデモにあることを知るにはここ


ホ ームへ戻る