東（トン）の壺

突然ですが、コラージュは「悪」です。



理由は言うまでもなく、見る人をだましているからです。



ですから私は、見る人がそれが加工されているとすぐ分かるように、出来るだけ「あり得ない」シチュエーションになるように心がけています。



例えば・・・



これであるとか・・・







これであるとか・・・







たまに悪ノリして本物っぽいイタズラもしてしまいますが・・・







この「東（トン）の壺」から旅立っていった画像が人から人の手に渡っても、それを見た人がコラージュであると気付かないような画像は作らないようにしています。もっと言うなら、「だまされた！」とショックを受けるような画像は作らないようにしています。



（え？それ以前にベビージュンスは正直痛い？ですよね！）



以前はこのようなことは思わずに軽い気持ちでコラージュしていたのですが、ネットに散らばるカップル画像の多くが加工されていることに気付いてから、私はあることを心に決めました。コラージュは「仮想現実」を作るものであって「現実」を作ってはならないと。



だって・・・



この画像を見て下さい。有名なカップル画像です。










（キャーキャーキャー！これどう見てもキ〇する寸前じゃね！？）



ところが後日、こんな画像を見つけました。



・・・・・









（気付きました？）



・・・・・





さ、詐欺師ー！（号泣）



てめぇコノヤロー！返せぇ！私のときめきを返せぇ！（激怒）



（ミンスがぁーーー私のミンスがぁーーー！！！）








で　す　よ　ね　！　！　！　ﾍ(ﾟ∀ﾟﾍ)



・・・・・



さて、ここからが本題です。



このようにコラージュは、その存在自体が事実を歪曲する作為行動を内包している限り、基本「悪」です。



しかしその「悪」を承知の上で、今日はある画像をコラージュしてしまいました。



元画像はこれです。







ジェジュン出演の映画「天国の郵便配達」のワンシーンです。



誰もいない道を一人歩くジェジュン。



ただの映画のワンシーンと分かっていても、ジェジュンが俯いて一人ぼっちで歩く姿は見ていて物悲しい気持ちになります。せめて誰かが彼と一緒に歩いていてくれたら・・・



そうだ！コラしよう！でもこれをコラしてもヤマもオチもイミもない、しかも笑いもない画像にしかならない。でも一人で歩くジェジュンを見たくない（なら画像を閉じろよ）



あぁ！どうしようどうしよう！



（ええい、ままよ！）











こういう画像を作っても何の意味もないって分かっています。むしろ「悪」です（甘言は耳に優しい…）。この画像が独り歩きしてしまうのが怖いので、申し訳ありませんがコピー禁止とさせて頂きます。please do not save this file.















＜妄想という名の追記＞
その頃、三兄弟は・・・



チャミ「・・・」
ユチョ「・・・」
ズンス「・・・」
チャミ「いつまでボクたちはこうしてるんですか？」
ユチョ「もう少し、もう少し」
チャミ「なんで追いかけないんですか？ボク、お腹空きました」
ズンス「まったくマンネは色恋に疎いんだから！ｳｷｬﾝ！」
チャミ「ジュンス兄だけには言われたくないですね」
ユチョ「たまには二人にしてやろうぜ、滅多に会えないんだから」
チャミ「それは別に構いませんが…どうなっても知りませんよ？」
ユチョ「・・・」
ズンス「・・・」
チャミ「・・・」
ユチョ＆ズンス「あ！」
チャミ「ほら、道間違えた」
ユチョ「あの二人、どこへ行く気だ？」
チャミ「ユノ兄もジェジュン兄も筋金入りの方向音痴です。一本道でも迷いますよ」
ズンス「シャキ以下だね！ｳﾊｧﾝ！」
ユチョ「はぁ、やれやれ。じゃ、追いかけるか。ジュンス、手！」
ズンス「手？」
ユチョ「オレと手、つないで」
ズンス「なんで？イヤだよ」
ユチョ「二人を見てたら羨ましくなった」
ズンス「はぁ、もう〜・・・（しぶしぶ手を差し出す）」
ユチョ「はい、チャンミンも手」
チャミ「はぁ？なんでボクが！二人で勝手にやって下さい」
ユチョ「オレも方向音痴なの！一本道でも迷うの！」
チャミ「そんなワケないでしょ！」
ユチョ「手が冷たい！凍傷になる！早く！」
チャミ「（冬でもビーサンのくせに・・・）はぁ〜わかりましたよ」
ユチョ「さて、追いかけるか」
ズンス「（ユチョンの手、温かくてホッとするなぁ・・・）」
チャミ「（男３人が手をつないで歩くなんて悪夢だ・・・）」
ユチョ「ずっとこの手、離さないでいような」
ズンス「うん！」
チャミ「ボクは今すぐにでも離したいです」
ユチョ「この間、すごい動画を見つけたけどお前には見せねぇ」
チャミ「ユチョ兄の手はまるで白魚のようだ。で、ジャンルは？」
ユチョ「チャミの好きな女優のカテキョーモン」
チャミ「おおおおお！！！」
ユチョ「興奮ついでに、お前のサイレンヴォイスで前の二人を呼び止めてくれ。どこまでも行くぞ、あの方向音痴夫婦」
チャミ「じゃ、一緒に『Wrong Number』の3重ハモりで呼びましょうか。ユチョン兄はジェジュン兄のパートで。いきますよ！」



ユチョ「チャンミン低い！」
ズンス「チャンミン、ひっくぅ！」
チャミ「え？そうですか？」
ズンス「最近台本ばっか読んでヴォイトレしてないでしょ？」
チャミ「しょうがないじゃないですか！忙しかったんだから！」
ズンス「ボクも忙しかったけど音はハズさなかったよ」
チャミ「ジュンス兄の忙しいはミュージカルでしょ！ボクのドラマと一緒にしないで下さいよ！」
ユチョ「こりゃ、帰ったら特訓だな」
チャミ「いやです」
ユチョ「いやでもオンマが許さねぇぞ。見てみろよヨンウン兄の顔」
チャミ「…あっちにも聞こえてたみたいですね（冷や汗）」
ユチョ「ありゃ特訓終わるまで晩御飯は抜きだな」
チャミ「えぇ〜〜〜…ってユチョン兄、何で手を離すんですかぁ！」
ユチョ＆ズンス「だってオレ達『ユス』だもん！」
チャミ「都合の良い時だけボクを見捨てないで下さいよ〜」



こうして５人は再びひとつになりました。