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大相撲の野球賭博問題で、日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)が大相撲名古屋場所の初日(11日・愛知県体育館)の土俵上で謝罪することが9日、分かった。理事長は謹慎中だが、ファンへの謝罪という特例で愛知県体育館を訪れる。この日、取組編成会議が開かれ、幕内で解雇・謹慎力士が7人と続出し初日、2日目の取組が先場所の21番から3番減って18番。初日後半戦では日本人同士の対決が1番のみという寂しい編成となった。
武蔵川理事長が土俵から野球賭博を謝罪する。弟子の雅山の関与で理事長は現在、謹慎中で部屋からの外出は許されていない。しかし、村山弘義理事長代行(73)が一連の不祥事に対し協会トップがファンに直接、謝罪することが必要と判断。特例で愛知県体育館への来場を許可し、頭を下げることになる。
理事長の名古屋場所初日でのファンへの謝罪は当初、賭博問題を調査する特別調査委員会が要請していた。ただ、4日の理事会後の記者会見で理事、親方、力士ら79人とともに頭を下げたため、調査委の要求が宙に浮く状態となっていた。複数の関係者によると、こうした状況に武蔵川理事長自身がトップとしてファンにおわびしたいという強い意向があり、初日に頭を下げることを決意した。
謝罪は十両の取組中に村山理事長代行による、初日恒例の協会あいさつの前後に行われる予定。調査委の伊藤滋座長は「謹慎中だから土俵には上げない」と示していたが、土俵上から頭を下げる方向で現在、最終調整している。
理事長は4日の理事会後に先月29日に続き高血圧で体調を崩し、自宅のある都内の武蔵川部屋で静養。謹慎中に加え、体調の悪化という状況にも、トップの責任感から野球賭博問題へファンにけじめをつける。
協会は4日の理事会後の会見に続き初日前日の10日に愛知県体育館で行う土俵祭で、謹慎者以外の親方、十両以上の関取、行司、床山、呼び出しで階級が高い資格者が土俵で頭を下げる。野球賭博は、警視庁が関係した部屋を家宅捜索し捜査は本格化している。騒がしい周囲を協会は、謝罪という最低限のけじめで力士を場所に集中させる。
(2010年7月10日06時02分 スポーツ報知)
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