甘くない舛添氏　パクリとチョコパフェ♪

“栄養補給”と休憩時間にパフェをほおばる新党改革・舛添要一代表 Photo By スポニチ

　【党の顔密着・新党改革】気温３０度超。容赦なく照りつける日差しに汗が噴き出す。「きょうはちょっと疲れたから栄養補給」と２カ所の応援演説を終えて、時間調整のため立ち寄った東京・ＪＲ錦糸町駅構内の喫茶店でチョコレートパフェを注文。わずか数分で平げてしまうほどのかなりの甘党。一瞬ホッとした表情を見せたが、すぐに鉢巻きを締め直した。

　炎天下の演説は有権者が暑さで“溶けない”よう短時間で済ませる。「２０分もしゃべったらみんな逃げちゃう。パッと行ってパッとやる」。巣鴨での演説では隣に立つ公認候補者に「暑いから一言だけに」と注文してからあいさつさせる。終わればすぐ次の演説場所へ移動する。

　「次の首相にふさわしい政治家」としての高い人気を背景に今年４月に新党を結成した。「すぐに仕事ができる候補者ばかりをそろえた。選挙区・比例代表で１２人全員の当選が目標」と強調する。だが、出遅れ感は否定できず、甘くない選挙戦が続いている。（久世　明子）

[ 2010年07月10日 ]