渡辺代表　１日４食、激辛料理が大好き

移動中の食事は当たり前。電車内で助六寿司をほおばるみんなの党・渡辺喜美代表 Photo By スポニチ

　【党の顔密着・みんなの党】参院選（投開票１１日）の熱い戦いも１０日を残すのみ。「みんなの党」の渡辺喜美代表（５８）は激辛の辛子めんたいこ、「新党改革」舛添要一代表（６１）は甘さ満点のスイーツをほおばって奮闘。「たちあがれ日本」平沼赳夫代表（７０）は炎天下でも背広姿で奔走する。第３極を目指す“党の顔”の戦いぶりもさまざまだ。

　「菅（直人）さんは野党時代、官僚が政治を動かすやり方が日本をダメにしていると言ってきた。それが財務相になったら官僚の言いなりになっておかしくなった」。菅首相の地元、東京・ＪＲ吉祥寺駅前での応援演説。渡辺氏は参院選直前に降ってわいた消費税１０％という絶好球を見逃さない。

　普段から歯に衣（きぬ）着せぬ物言いで定評がある。好きな食べ物はラーメン、カレー。しかも無類の「激辛」派。特にラーメンは真っ赤なスープにネギを山盛りトッピングし「あればおろしニンニクも入れる」というほど。選挙戦中の食事はどうしても移動中になるため「テークアウトできないラーメンを食べる機会がない」とボヤく。激辛の舌鋒（ぜっぽう）を支えているのは、もっぱら「辛子めんたいこ」のおにぎりだ。

　夏バテ対策に１日４回しっかり食べるため、８０キロの体重は変わらず。メタボリックなおなかとシャツの間には汗対策用のタオルを隠している。気になるウエストのサイズを尋ねたら、口の前で指をクロスし「×」のサイン。ここだけは歯切れが悪かった。

[ 2010年07月10日 ]