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生中継中止で…“ビデオ判定”十両以上に限定

 【11日初日 名古屋場所】日本相撲協会審判部は9日、名古屋場所で物言いの協議でビデオを参考にした勝負判定を十両以上に限定することを決め、発表した。

 取組編成会議後、友綱審判部長が「十両からNHKの映像を参考にする。幕下以下は難しいと思う」と話した。十両以上はこれまでどおり別室でビデオ映像を確認した上で判定の参考にするが、幕下以下の取組では審判員の肉眼だけで確認することになる。

 ビデオ判定が導入されたのは、1969年(昭44)春場所2日目の横綱・大鵬―前頭・戸田戦の判定がきっかけ。きわどい相撲で戸田が押し出しで勝ち、大鵬の連勝がストップしたことから、翌夏場所から勝負判定にビデオ映像を利用するようになった。

 だが、野球賭博問題の影響でNHKがテレビの生中継を中止。ダイジェスト放送は幕内全取組と十両の一部に限られ、幕下以下の取組は放送されないためビデオ映像も使えなくなった。友綱審判部長は「現場で対応するし、審判も緊張感を持ってやると思う」と厳しい表情で話したが、審判部の親方たちは一瞬も気が抜けなくなる。 名古屋場所特集

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