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参院選’10三重:政治への期待薄く 三重大医学部生「投票には行く」多く /三重

7月8日12時35分配信 毎日新聞

 投票日まであと3日と迫った参院選は終盤戦を迎えている中、有権者の盛り上がりには欠け、特に若者の関心は低い。毎日新聞が今月初めに行った世論調査では「投票に必ず行く」と答えた20代の割合は5割にとどまり、他の年代と比べて最も低かった。津市栗真町屋町の三重大を訪れ、医者を目指す医学部生たちに聞くと「投票には行く」という学生が多かったが、「政治に余り期待していない」という意見が多かった。
 津市江戸橋の矢野大介さん(21)は、昨夏の衆院選で初めて選挙権を得たが、投票に行かなかった。理由を尋ねると「面倒くさかったから」。実家が浜松市で、住民票を津市に移していないため、選挙権は浜松市にある。投票するには実家まで帰らなければならない。「政治は裏で何かやっている汚いイメージがある。そもそも興味がない」と言い切り、参院選も投票する気はないという。
 一方、西田順二さん(27)=津市江戸橋=と松岡佐知さん(21)=同=は「投票に行くのは当たり前です」と語る一方、今回の選挙区の候補者名をすべて答えられなかった。松岡さんは「政治は難しくて中身は余り分からない」と話すだけだった。また、県内でも深刻化している医師不足について、矢野さんは「僕らは覚悟して医者を目指している」とし、「政治が医師不足を解消すると言っても、そもそも今の医療制度のどこに問題があるのかが分からないし、それを解決できるかも分からない」と期待していない様子だった。
 今回の参院選で議論に上がった消費税率引き上げについては、愛知県北名古屋市の今鉄男さん(23)は「政治は遠い存在。親に養われているので、税負担の問題は身近に感じない。社会人になったら真剣に考えるのかもしれません」と話し、投票には必ず行くと答えた。【福泉亮】
〔三重版〕

7月8日朝刊

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最終更新:7月8日12時35分

毎日新聞

 

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