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来年２月に元少年３人の弁論　リンチ殺人

< 2010年7月8日 22:23 >

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　９４年に大阪、愛知などで男性４人が殺害された連続リンチ殺人事件で、強盗殺人罪などに問われ、二審で死刑判決が言い渡された元少年３人について、来年２月、最高裁で弁論が開かれることになった。

　この事件は９４年、大阪、愛知、岐阜の３府県で、１１日間という短期間に１９歳から２６歳の若者４人をリンチして殺害したなどとして、当時１８歳と１９歳の３人の少年が強盗殺人や死体遺棄などの罪に問われているもの。一審の名古屋地裁は、３５歳の元少年に死刑、３４歳の２人の元少年に無期懲役を言い渡したが、二審の名古屋高裁は「犯行における立場に違いはない」として、３人に死刑を言い渡し、弁護側が上告していた。

　最高裁は８日までに、元少年の弁護人らと検察側の双方から意見を聴く弁論を、来年２月１０日午後１時半から開くことを決めた。