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北大使「いつ暴発してもおかしくない局面に」 安保理の非難声明採択
このニュースのトピックス:北朝鮮
【ニューヨーク=松尾理也】北朝鮮の申善虎国連大使は哨戒艦撃沈事件での議長声明採択の後、国連安保理に現れ、「拙速な議論の結果、誤った結論に達してしまった」と批判した上で、「朝鮮半島はいつ暴発してもおかしくない局面に入った」と威嚇した。
ただし、申大使は明確には軍事的手段行使の有無については答えず、「本来この問題は南北間で解決されるべき性質のものだった」と述べた上で、「議長声明は、朝鮮戦争休戦協定に依存する朝鮮半島の平和がいかに脆弱(ぜいじゃく)なものかを浮き彫りにした。われわれは今後、引き続き6カ国協議を通じて平和協定の締結と半島の非核化を追求していく」とむしろ対話を求める姿勢を示唆した。