番付発表、日本人大関は魁皇だけに
日本相撲協会は5日、野球賭博問題の影響で延期していた大相撲名古屋場所(11日初日・愛知県体育館)の番付発表を行い、大関琴光喜が4日の臨時理事会で解雇処分を受けたことにより、1横綱4大関のうち日本人力士は幕内最年長の37歳、大関魁皇だけとなった。魁皇は先場所千秋楽で史上2人目の通算1000勝を記録している。
東西の新小結にはモンゴル出身の白馬、グルジア出身の栃ノ心。外国出身力士による同時新三役は史上初となった。白馬は初土俵から所要63場所での新三役で、外国出身では最も遅い昇進。新入幕の臥牙丸はグルジア出身3人目の新入幕。
2場所連続全勝優勝で32連勝中の横綱白鵬は3連覇を目指す。大関2場所目の把瑠都は初めて東の正位に座った。
関脇は東の稀勢の里が2場所連続。西の琴奨菊は5場所ぶりに復帰した。再入幕は武州山、玉飛鳥、翔天狼の3人。
新十両は2人。魁聖はブラジル出身4人目の関取で、佐田の海は元小結佐田の海の長男。元大関栃東(現・玉ノ井親方)以来、史上9組目の親子関取が誕生した。再十両は宝智山、益荒海。
また元小結の普天王が幕下に転落し、伝統を誇る出羽海部屋は明治時代の1898年春場所以来の関取不在となった。東幕下2枚目の普天王は野球賭博関与による謹慎で、今場所は休場する。
[2010年7月5日6時52分]
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