関連記事
種牛、無償提供で県有 国に処分回避要請へ
輸送激減先見えず 物流業界に広がる影響
商品券に3割特典 高原商工会
復興へ活用策議論 しんとみ元気基金
【支援策】義援金2次配分 処分農家以外も対象
知事、特例保護検討 ワクチン拒否の民間種牛
国富も清浄性確認 家畜移動・搬出制限続く
高総文祭参加判断を先送り 北海道高文連
農水省も宮崎応援 省内5食堂で初のフェア
感染防止へ異例の無観客試合 甲子園県予選
応援団ら「残念」 甲子園県予選無観客試合
農家「処分強制」なら訴訟も 民間種雄牛問題
【記者コラム】さんしょの実(日向支局)
作品販売、義援金に 西都市美術協会が展示会
県へ基金創設を申し入れ 社民党県議団
本県に処分家畜処理車導入を 農相が検討
【口蹄疫Q&A】ワクチン後に殺すのはなぜ?
高総文祭に北海道の7校不参加 畜産農家ら要請
早期終息を星に願う きょう七夕
国の防疫マニュアル初適用 宮崎市で県
家畜の冥福祈る 都農で清祓い祭
(2010年7月6日付)
口蹄疫の防疫作業を終えた都農町は5日、犠牲となった約1万6千頭の牛や豚を弔うため、都農神社で清祓い(きよはらい)祭を開いた。関係者約200人が家畜の冥福を祈り、一日も早い復興を誓った。
町役場職員やJA関係者、埋却作業に従事した町内建設業者が出席。神事で団体ごとに玉ぐしを供え、尊い命をささげた家畜に哀悼の意を表した。
終了後のあいさつで、河野正和町長は「長期間の作業に従事していただき、深く感謝している。家畜の霊を鎮め、畜産農家の心の傷が癒えることを願ってやまない。安全宣言まで防疫に努め、心を一つにして再建に取り組んでいきたい」と決意を述べた。
都農町で飼育されていたすべての牛や豚は感染・感染疑いとワクチン接種により、6月30日までに殺処分された。
【写真】犠牲となった牛や豚の霊を慰める関係者