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【芸能・社会】

ガッキー百年愛 「ハナミズキ」が導く奇跡の純愛映画

2010年7月9日 紙面から

撮影に使用されたハナミズキの木をバックに登場した新垣結衣(梅津忠之撮影)

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 映画「ハナミズキ〜君と好きな人が百年続きますように」(土井裕泰監督、8月21日公開)の完成披露試写会が8日、東京・丸の内の東京国際フォーラムCで開かれ、舞台あいさつを前に主演女優の新垣結衣(22)と、俳優の生田斗真(25)が本紙などの合同インタビューに応じた。

 同映画は、歌手・一青窈(33)の大ヒット曲「ハナミズキ」をモチーフに、不器用なほどすれ違いながらも互いを思い合う紗枝(新垣)と康平(生田)の高校時代から10年間にわたる愛を描く。昨年9月にクランクインし、北海道釧路市と東京、米ニューヨーク、カナダで約5カ月間撮影が行われた。

 「全体の雰囲気がとても好き。リアルな日常の中でも奇跡を信じたくなるすてきな作品になりました」。映画では初の海外ロケに加え、英語のセリフにも挑戦した新垣は、満足そうに笑顔で手応えを口にした。

 生田も水産高校の生徒と漁師役を演じるにあたり、撮影前に厳しい漁師の研修を受けた。自身も北海道出身で、祖父が船乗りだったことから思い入れの深い作品となった。純粋な恋愛物語は初挑戦となったが、生田は、新垣について「この作品を通じて一回り大きな女優になろうとしている結衣ちゃんの姿を見て、突き動かされる毎日でした」と刺激を受けた様子だった。

 新垣が一番苦労したという英語のシーンについて、生田が「『I’m back』の『バ』(の発音)がきれい!!」と絶賛すると、新垣が「最近、ふざけて(生田が)『Have a nice day!』と言ってくるので、普通に『さよなら』と返しています」とエピソードを披露して笑わせた。

 舞台あいさつには、土井監督や向井理(28)、薬師丸ひろ子(46)も出席。土井監督は「新垣さんも生田さんもクリアしなければならない課題がいっぱいあって、それを一つ一つ真剣にクリアした。彼らが半年ぐらいの間に役者としてぐんぐん成長していく姿を間近に見ることができました」と目を細めていた。

 

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