東京芸術劇場の芸術監督就任から1年が経過した野田秀樹は手応えを感じている様子=東京・池袋
俳優・妻夫木聡(29)と女優・蒼井優(24)が、来年2月から東京芸術劇場中ホールで行われる舞台(タイトル未定)で初共演することが8日、分かった。
同劇場芸術監督を務める演出家で俳優の野田秀樹(54)が発表したもので、野田の書き下ろし作「NODA・MAP第16回公演」として上演される。同作は来年3月いっぱいで改装される同劇場中ホールの締めの作品となる。野田は「うそつきの女の話を書こうと思う。都合が悪くなると倒れる」と、蒼井の役柄の構想を披露した。
また、来年1月の同所公演は、三谷幸喜書き下ろし作品の上演を予定。芸術監督就任から1年が経過した野田は、自ら三谷氏にオファーしたことを明かし、「お客さんを呼ぶことを考えた」と笑顔で“解説”した。なお、同劇場は12年秋にリニューアルオープンする。