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口蹄疫:殺処分農場の残存排せつ物、堆肥化へ清掃・消毒着手 /宮崎

 口蹄疫(こうていえき)問題で、ワクチン接種を受けた家畜を殺処分した宮崎市の101農場で3日、畜舎に残る排せつ物の堆肥(たいひ)化に向けた清掃・消毒作業があった。農林水産省が県に通知した畜舎の処理法に基づく作業で、来週にかけて家畜を殺処分した他の自治体も進める。

 市対策本部によると、ウイルスの飛散を防ぐために畜舎に炭酸ソーダを散布し、排せつ物を一カ所に集めて石灰をまき、ブルーシートをかけた。その後も各農家が1週間に1回、排せつ物を消毒し、ウイルスの死滅が確実な8月4日以降に堆肥化処理するという。

 午前8時から、同市佐土原町下田島のJA宮崎中央技術拠点で、作業に従事する市、県、JA職員計約270人の出発式があり、戸敷正市長は「移動・搬出制限解除に向けて最後の作業。終息に向けて、ウイルスが残っている状態を一日も早く絶ちたい」と語った。新たな発生がなければ、宮崎市の制限は11日に解除される。【川上珠実】

毎日新聞 2010年7月4日 地方版

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