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今度は「日韓関係かっ!」
「日韓基本条約」を揺るがす仙谷由人官房長官の暴言。

  • 最終変更日時 2010年7月9日

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仙谷由人官房長官。

この人が愚かな人物である事は、私が官房副長官時代、 予算委員会で核保有と憲法に関する早稲田大学での私の講義に対する彼の質問を受けた時から判っていました。

その際、彼の質問があまりにもお粗末なので 「貴方のこの問題に対する認識のレベルは受講した学生達よりはるかに低い」という趣旨のかなりきつい答弁をしました。
副長官の分際で生意気だとの野次が出ましたが、仙石氏はまともに反論もできませんでした。(ご興味ある方は議事録をご参照下さい)

その人物が官房長官となり大丈夫だろうかと思っていたら、案の定大変な災難を引き起こそうとしています。

昨日の記者会見で、日韓基本条約の締結(昭和40年)とそれに伴う協定ですでに決着済みの話である
「韓国国民個人に対しての補償」「いわゆる従軍慰安婦問題」をはじめ様々な国家賠償を行う事を検討する旨明らかにしました。

これは事実上の日韓基本条約の見直しです。

日韓基本条約は数年間にわたる厳しい交渉を経て、 日本は韓国にある日本人の全ての財産資産(今の貨幣に換算すれば一兆円以上であった)を放棄する代わりに韓国側も賠償を放棄しました。
お互いに請求権を放棄したのです。

当時まだ経済的にも財政的に厳しかった日本はこの条約により巨額の有償・無償資金援助を行い、その後韓国は高度経済成長を実現しました。

仙谷官房長官は世界史に於いて、戦後処理の為の条約がどの様な役割を果たして来たのか知らないのでしょう。
長官の発言は韓国にいたずらに期待感を持たせ、それは中国にも間違いなく波及するでしょう。
いったい幾らになるのか、途方もない額になるかもしれない、そしてそれは払っても払っても戦後は終わらない泥沼になる。
条約で決めた事が覆ればなんでも有りとなってしまう。
それは私達の税金で賄わなければならない。

その為の消費税増税なのでしょうか。

「愚か者めっ!」丸川珠代さんもそう叫んでいるでしょう。
日本丸はこの人達によって愚か者の船と化しています。

政府のスポークスマンがこんな重大な発言を選挙中の会見で述べたにもかかわらず、産経新聞以外のマスコミはほとんど報道していません。
皆さんどんどん発信しましょう。

闘わなければ。
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